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【ガーデニング】育てて楽しい多年草ハーブ【マロウ】の栽培方法と活用アイデア3選

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ゆうゆう編集部

活用アイデア① モイスト&ドライポプリ

花の美しいマロウ。大きな葉を整理してブーケやアレンジに使うのも楽しいですが、今回は花をドライにし、ポプリにしました。写真奥のモイストポプリは、容器に粗塩を入れ、いずれもドライのマロウの花、柑橘類の皮、ローズマリーなどを層になるように重ねています。上にセンテッドゼラニウムなど好みの花を飾って。

手前のドライポプリは、容器にドライのマロウ、ガーデンシクラメン、モモ、ニゲラ、ビオラなどの花を入れ、フレッシュなマロウの葉を添えました。

活用アイデア② 色が変わるマロウティー

グラスにドライのマロウを20輪入れて熱湯を注ぎ、3分ほど待つと美しいブルーのティーの出来上がり。のどの炎症をやわらげ、痛みを鎮める効果があるとされます。このティーにレモン⅛個をぎゅっと搾ると、色は淡いピンクへと変化。この様子が朝焼けの空に似ていることから、西欧では「夜明けのティザーヌ(ハーブティー)」と呼ばれたりもします。

ブルーもピンクも時間がたつと色があせるので、早めに飲みましょう。

エディブルフラワーとは、食用可能な花のことを指します。ナスタチウム、ビオラ、キンギョソウ、バラ、カレンデュラなどがあり、サラダやケーキの飾りつけに用いられます。ビタミンやポリフェノールを含むものもあり、栄養価が高い場合もあります。ただし、観賞用の花には農薬が使用されていることが多いため、食用に適したものを選ぶ必要があります。

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アブラムシとは、植物の若芽や葉に群がり、汁を吸って生育を妨げる害虫です。ウイルス病を媒介したり、排泄物でカビが発生したりすることもあります。繁殖力が非常に強いため、早期の発見と駆除が重要です。対策としては、葉裏のチェック、捕殺、防虫ネットや黄色いものに集まる習性を生かした吸着テープの設置、またはアブラムシ専用の薬剤を使うのが効果的です。

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こぼれダネとは、実ったタネが自然に地面に落ちたものを指します。こぼれダネが翌年芽吹き、花を咲かせることもあります。ジャーマンカモマイルなどに見られ、手をかけずに自然にふやせるメリットがあります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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原産地とは、植物がもともと自生していた地域のことで、その植物が最も自然に近い形で育つ環境条件(気温、降水量、土壌など)を知る手がかりになります。例えば、地中海沿岸原産のラベンダーは乾燥した日当たりのよい場所を好み、湿気には弱いといった具合に、原産地を知ることで栽培環境の調整や越冬管理の参考になります。園芸で植物の性格を理解するには、学名や品種だけでなく、この「原産地」への理解も大切です。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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