【ガーデニング】室内で楽しめる花【7選】冬のお部屋でかわいく咲かせよう
公開日
更新日
光武俊子
一年でもっとも寒い季節は、お部屋の中で花や緑を楽しみたいものです。ただし、室内で咲く花は数多くありません。冬ともなればなおさらなので、上手に育てるポイントを押さえて、一足早い春の気分を味わいましょう。
▼こちらもどうぞ▼
【ガーデニング】寒さに強い冬型の多肉植物とは?冬に枯らさないコツも!冬に室内で咲く花はとっても貴重!
花屋さんには冬でもさまざまな花が並んでいるので、必要な温度さえ保てれば冬もいろんな花が咲かせられると思っている方は意外に多いものです。私もかつてはそう考えていたのですが、ガーデニングを始めてから、室内で咲かせられる花は冬以外でもごくわずかだと知って驚きました。
それだけ植物が開花するためには日光が必要だということでしょう。また、冬でも暖かすぎる室温やエアコンの風が直接当たるような環境は苦手とする植物が多いのです。そういう条件がありながら、冬の室内で花を咲かせてくれる植物は貴重です!
できるだけ日光に当て、寒さや朝夕の寒暖差から守り、ごきげんよく花を咲かせてくれるようにいたしましょう。カラフルな花はたった1鉢あるだけで、心が浮き立つようです。
冬にお部屋で咲かせたい花【7選】
小さくてもゴージャスなバラのよう【エラチオールベゴニア】
開花期:9~6月 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。
草丈:20~40㎝
球根ベゴニアなどの交配による園芸品種
次々に花が上がって長く咲く【シクラメン】
開花期:11~4月
草丈:15~50㎝
シクラメンは冬に室内で楽しめる鉢花の代表格です。ただし、近年は寒さに強く戸外で咲くガーデンシクラメンも一般的になっているので、栽培する場所にあわせて選びましょう。室内で楽しむタイプは10℃以上の日当たりに置き、気温が10℃以上ある日中は外で日光浴させます。
華やかな花がこんもりと咲きそろう【シネラリア(サイネリア)】
開花期:11~4月 一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。 品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。
草丈:20~50㎝
カナリア諸島原産の一年草
カラフルな花を咲かせる多肉植物【カランコエ】
開花期:1~5月 多肉植物とは、乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。
草丈:10~30㎝
アフリカ南部やアラビア半島などに自生する多肉植物
花模様のような愛らしさ【プリムラ・ジュリアン(ポリアンサ)】
開花期:11~4月
草丈:10~20㎝
ヨーロッパ原産のプリムラから育成されたポリアンサが日本に入り、さらに改良されて小型のジュリアンが誕生。どちらもパッチリ開く花が愛らしいものです。今回紹介するなかでは寒さに強く、暖地では戸外で栽培できますが、真冬は暖房のない窓辺が適します。暖かすぎると花が早く終わりがちです。