記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを 

公開日

更新日

光武俊子

オベリスク

オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

詳細を見る
やフェンス、ネットなどに添わせると、自在に立体的な花飾りができるつる性の植物。ぐんぐん育つこれからの季節には「緑のカーテン」に仕立てることもできます。狭いスペースや鉢植えでも楽しめるから、手軽に庭やベランダに取り入れてみませんか。

▼こちらもどうぞ▼

【ガーデニング】来年も美しく咲く多年草「ユリ」。おすすめ原種ユリ[7選]

支えるものによって自由自在なスタイルに

つる性植物

つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

詳細を見る
といったら、まず何を思い浮かべますか? アサガオ?アイビー? それともゴーヤーでしょうか? これらはどれも自立できない植物で、何かに巻きついたり寄りかかったりして成長します。ただし、3種類とも体の支え方が異なるのでご注目!

アサガオはつる自体を支柱などに時計回りに絡ませます。アイビーは自分では絡まずに垂れたり這ったりして、やがて気根を出して体を支え壁などをよじ登ります。ゴーヤーは巻きひげを伸ばして支柱などに絡みます。こうして、すべての葉に日光がよく当たるようにしているのです。

それぞれの体の支え方に合わせて、支柱を立てたりフェンスのそばに植えるなど、仕立て方を工夫できるのもおもしろいところです。鉢植えにあんどん仕立て

あんどん仕立てとは、つる性植物や風の影響を受けやすい植物を鉢植えで育てる際の仕立て方の一つです。鉢の周りに立てた支柱に、輪状のフレームを2〜4段取りつけて、そこに植物を絡ませて育てます。おもにアサガオやクレマチスなどのつる性植物で用いられます。

詳細を見る
の支柱を立ててコンパクトに楽しんだり、軒先にネットを張って緑のカーテンにすることも! 

狭い場所でも思いのほか立体的な花飾りができるつる性植物

つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

詳細を見る
を紹介します。

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを (画像2)

ネットに絡むアサガオ

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを (画像3)

ほかの樹木に気根を張りつかせたアイビー

【医師がすすめる】更年期にいいサプリメントとは? PR

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

詳細はコチラ

かわいい花が楽しめるつる性植物8選

多彩な種類で一年中楽しめる【クレマチス】

開花期:種類によりほぼ周年
つるの長さ:30~300㎝

つる性植物

つる性植物とは、自らの茎や葉を他の物体に絡ませたり、巻きつけたりして生長する植物のことです。​代表的なものに、アサガオ、クレマチス、スイートピーなどがあり、フェンスやトレリスを利用して立体的な演出が可能です。

詳細を見る
の女王ともいわれるクレマチス。4~10月ごろに繰り返し咲く四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

詳細を見る
と、3~5月に咲く春咲き、11~5月に咲く冬咲きと、種類豊富です。花形や花色のバリエーションも豊かで、ついコレクションしたくなる花。鉢植えでも楽しめますが、地植えにすると花つき抜群になります。

冬咲きの種類には常緑性のものがあるものの、ほとんど落葉性です。冬に落葉したつるに翌年の花が咲く旧枝咲きと、翌春新たに伸び出たつるに花が咲く新枝咲きがあるので、冬の剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

詳細を見る
でコンパクトにしたいなら新枝咲きの品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
を選びましょう。つるから伸びる葉のつけ根(葉柄)が固く絡み、一度ほどくと巻きつかないので、ほどきたい場合は葉柄を切ります。

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを (画像4)

八重咲き

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを (画像5)

壺形の花を咲かせる新枝咲きの‛ろうぐち’

春から秋まで長く咲き続ける【アブチロン】

開花期:4~10月
樹高(つるの長さ):30~120㎝

吊り下がるように咲く花が愛らしい熱帯花木

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る
で、春から秋まで長く咲き続けます。半つる性の低木なので鉢植えで行灯仕立てにしたり、トレリス

トレリスとは、格子状に組んだ木や金属の支柱で、つる性植物を這わせるために設置される構造物です。クレマチスやバラなどの仕立てに使われ、立体的な演出やスペースの有効活用に役立ちます。庭やベランダに設置することで、植物の生長をサポートするだけでなく、景観のアクセントとしても優れた役割を果たします。

詳細を見る
などに添わせて植えつけ、ゆるく誘引

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

詳細を見る
するくらいで大丈夫。鮮やかな赤と黄色の花を咲かせる’チロリアンランプ’が人気です。

【ガーデニング】かわいい花が咲く[つる性植物]8選で、緑のカーテンや立体的な花飾りを (画像7)

’チロリアンランプ’

巻きひげで互いを支えて伸びる【スイートピー】

開花期:4~10月(品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
による)
草丈:20~200㎝

一般的に栽培されるのは4~6月に咲く春咲き一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る
ですが、夏や冬に咲く品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
、6~10月に咲く宿根性品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る
もあります。つる性といっても茎は比較的しっかりしていて、巻きひげで隣の茎と支え合ってほぼ直立。タネからも直まき

直まきとは、タネをポットなどで育苗せず、直接花壇や畑にまく方法です。​移植を嫌う植物に適しており、間引きを行いながら育てます。 ​

詳細を見る
で容易に育てられ、こぼれダネ

こぼれダネとは、実ったタネが自然に地面に落ちたものを指します。こぼれダネが翌年芽吹き、花を咲かせることもあります。ジャーマンカモマイルなどに見られ、手をかけずに自然にふやせるメリットがあります。

詳細を見る
でも育ちます。

炎天下、高木に絡んで咲き誇る【ノウゼンカズラ】

開花期:7~8月
つるの長さ:300~600㎝

中国原産のつる性花木

花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

詳細を見る
で、平安時代より古くに渡来しました。酷暑の炎天下、気根を出して庭木などに這い上がり、咲き誇るので目立ちます。つるは日差しを求めて伸びるため、植える場所を考えましょう。日当たりのよい場所を好み、日陰では落花しやすくなります。

PICK UP 編集部ピックアップ

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る
画面トップへ移動