【ガーデニング】初心者も安心して育てられる観葉植物[8選]
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光武俊子
次々にきれいな葉を繰り出すシダ【ネフロレピス】
ネフロレピスは熱帯を中心に約30種の仲間があり、日本にもタマシダなどが自生。葉が長く垂れ下がる‛ボストンファン’などの園芸品種も多彩です。シダというと暗さに耐えると思いがちですが、窓辺に置いて春~秋は屋外の明るい日陰で育てます。日照不足だと葉がやせがちに。
軽やかで涼しげな雰囲気【シンゴニウム】
熱帯アメリカに自生するサトイモ科の植物。サトイモに似た矢じり形の葉は小型で軽やかな印象、葉色も涼しげで夏はとくに愛されます。白い斑入りや赤みを帯びる品種なども。ただ、観葉として流通するのは若い葉で、大株になると大きな葉が鳥足のように裂けます。
<つるを伸ばすタイプ>
水耕栽培にもぴったりで最強【ポトス】
室内で土に植えた植物を育てるのは、抵抗があるという方にピッタリな観葉植物です。水ごけやハイドロボールで栽培できる観葉植物はほかにありますが、ポトスは茎を水ざししておくだけでも発根。元気に育ちます。暗さにも比較的強く、本来はつるを長く伸ばして木に着生します。
よく伸びるつるが軽やかな印象【シッサス】
シッサスの仲間は熱帯~温帯に約350種があり、多くは巻きひげをもつつる性植物です。一般的なのは‛エレンダニカ’で、オーストラリア原産のカンガルーアイビーや熱帯アメリカ原産のグレープアイビーなどが出回ります。冬は窓際に、春~秋は戸外の日なたで育てます。
暖かくなったら屋外でも楽しもう!
観葉植物は耐陰性という暗さに耐える性質がありますが、日光が嫌いなわけではありません。最低気温が10℃以上になったら屋外で日に当てて育てると、さらに生き生きとします。ただし、暗いところから急に日なたに出すと葉焼けをしたり傷みやすいので、最初は数時間とか木漏れ日の当たる場所などへ出して、徐々に慣らすことが大切です。
病害虫には強いものが多く、肥料がなくても育ちます。ただ、鉢植えの根がいっぱいになったら2~3年ごとに植え替えてリフレッシュさせましょう。水やりは表土が乾いたら底穴から水が流れ出るまでたっぷり与えます。鉢皿には水を溜めないように気をつけて。
おしゃれなグリーンライフを楽しんでください!
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