【ガーデニング】初心者も安心して育てられる観葉植物[8選]
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光武俊子
早春とはいえまだ風の冷たい季節、せめてお部屋の中でガーデニングを楽しみたいと思いませんか。小さな観葉植物を1鉢飾るだけで、お部屋の中にナチュラルな息吹が感じられます。観葉植物は丈夫なものが多いので、ビギナーさんも安心して育ててみましょう。
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私が初めて育てた観葉植物は、直径10㎝のポットに植えられたテーブルヤシでした。なにげなく買って帰った小さな鉢植えをリビングの白いローテーブルに置いたら、なんだかとってもステキ! お部屋が生き生きとナチュラルになった気がしました。 とり木は、枝を親株につけたまま発根させてから切り離し、独立した苗木として育てる繁殖方法です。時間がかかるため、大量の増殖には適していませんが、成功すると、大きな苗木を得ることができます。
東向きの窓から5m離れた場所でも青々とした葉を茂らせ、少々水切れさせても元気に育ちます。数年たってひとまわり大きな鉢に植え替えるとグングン大きくなって、テーブル上では似合わずに専用の花台に飾りました。
高さ60㎝くらいになると下葉が枯れ出し、それ以上は大きくしたくないので、園芸書で知った「取り木
観葉植物は肥料を与えなくても、置き場の明るさをあまり気にしなくても大丈夫。みずみずしいグリーンインテリアとして楽しめます。飾りたいお部屋にあわせて多彩な葉形や葉色、どんな形に育つかによって選べるように、草姿のタイプ別に丈夫な種類をご紹介します。
草姿や樹形のタイプ別 育てやすい観葉植物8選
<上に伸びるタイプ>
幹をねじった樹形でも人気【パキラ】
パキラは中南米原産の高木。それを樹高20㎝からのコンパクトな鉢植えにして流通しています。1鉢に3本ほどの苗木を植えて幹を三つ編みのように仕立てたものもインテリアとして人気です。明るい場所を好み、寒さを苦手にするので、冬は10℃以下にならない場所で育てます。
空気を浄化、風水でも人気が高い【サンセベリア】
トラノオという名で古くから親しまれてきた観葉植物です。空気を浄化するので喫茶店の仕切りに使われたり、邪気を払うとして風水でも人気があります。葉に水分をたくわえる多肉植物 多肉植物とは、乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。
南国の雰囲気を届けてくれる【テーブルヤシ】
原産地の中南米では高さ2mほどになる低木。単幹のヤシで、深く切れ込んだ葉が南国の雰囲気を感じさせます。ミニ観葉として人気がありますが、大きな鉢に植えると幹が伸びて下葉が落ちやすいです。大きくしたくなかったら、2~3年ごとの植え替えで根鉢 根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。
<こんもり茂るタイプ>
表情豊かユニークな葉を茂らせる【モンステラ】
光沢のある緑葉には深い切れ込みや穴があいていて、ユニークな葉形で人気があります。寒さに強い種類は暖地の南面向き戸外で冬越し 冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。