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花粉症の症状緩和にも!「はちみつで自作する最強サプリメント」【はちみつ習慣#3】

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ゆうゆうtime編集部

最強のサプリメントといわれる理由は

「大さじ1杯のはちみつに小さじ4分の1杯のビタミンC」というのがご紹介した標準版の分量だが、流動体や粉末の強みで、好みの味や摂りたいビタミンCの分量に合わせて、これも自在に増減して調節できる。

ビタミンCの摂取量をもっと細かく管理したいなら、もっと小さな計量スプーンを使ったり、0.1グラム単位で計れるデジタル秤(ばかり)を使うのも手だ。石けんやクリーム作りのハーブやクレイ、粉のラピスラズリや、パンを作るときのドライイーストなど、細かいものを計量するのに使っているが、何かと役立つ秤である。

何はともあれ、この「ハニーレモンキャンディ」、こんなに簡単に、体力作りや免疫力増強、病気の予防ができるなんて、でも何だか信じられないほどなのだ。なんといってもおやつのような美味しいサプリメントで、しかも効能を発揮する成分以外に何の余分な混ぜ物もないのがうれしい。しかもこれは、花粉症などの症状を緩和したり、よく効く風邪薬でもある。

このレシピに使うはちみつは、できあがりの味としてはどうしてもビタミンCの酸味が勝ってしまうので、繊細な風味が魅力だというタイプのものはおすすめしない。料理やお菓子作りに使う日常用のはちみつで十分だ。ただ、それでも必ず、混ぜものや加熱や汚染のない生の純粋なはちみつを使ってください。ミツバチがせっせと集めてくれた元気の素をそのままいただくことが、このサプリが抜群にいい理由なのだから。※2

※2 風邪の時の栄養剤としては、ビタミンC原末のほかに、抹茶やシナモン、しょうが、ココアの粉末などを使ったバリエーョンもおすすめ。

★前田京子さんおすすめ はちみつ習慣★
「喉のケアにハニーキャンディ」——風邪予防・免疫強化に

大さじ1のはちみつに小さじ1/4ほどのビタミンCの粉末をそっとのせてそのままぱくり。このひとさじが風邪対策のおいしいサプリメントになる。気分や好みによってフレーバーを変えて、おやつ感覚で風邪予防を楽しんでみるのもいい。

※この記事は『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵 』前田京子著(マガジンハウス刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

※厚生労働省などの公的機関では、1歳未満の幼児にははちみつを与えないよう推奨されています。
※安全性が高いとされる素材も、すべての人に相性がよいということはありません。「自分との相性」を注意深く確かめながら、自己判断の上で、活用するようにしてください。

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