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「退職後、夫婦で家で過ごす時間が苦痛。夫の身勝手な振る舞いにいら立ちます…」家族関係のストレスを減らすには? 人気心理カウンセラー・根本裕幸さんが回答

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ゆうゆう編集部

雑誌「ゆうゆう」読者の抱えるリアルな悩みについて、心理カウンセラーの根本裕幸さんにカウンセリングしていただきました。シニア世代が抱えがちな悩みとの向き合い方や対応法は参考になるものばかり。今回は「家族関係」についての悩みです。

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教えていただいたのは
根本裕幸さん 心理カウンセラー

ねもと・ひろゆき●1972年生まれ、静岡県出身。大阪府在住。
2000年にプロカウンセラーとしてデビュー。以来、延べ1万5000件以上のカウンセリングと年間100本以上の講座やセミナーを行う。15年よりフリーカウセラー、講師、作家として活動。
『いちいち悩まない 1分で心がラクになる心理学』(リベラル社)、『忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。』(主婦の友社)他、ベストセラー多数。

【家族関係の悩み】

【お悩み①】
昨年夫婦ともに退職して家で過ごすように。夫のための食事作りや、夫の身勝手な振る舞いにいら立ってしまいます。
(N・Yさん 61歳/群馬)

【アドバイス】食事の準備への義務感は捨てて。外へ遊びに出かけましょう

一日のうち夜だけ一緒に過ごす習慣となっている夫婦が、昼間も一緒にいるようになり、生活環境が変わったのですからもめるのは当たり前です。コロナ禍で、リモート勤務、テレワークが広まったことでも多くの家庭がこの問題に直面しました。食事を作らなきゃいけないという義務感を感じるのでしょうが、あなたが作る必要はありません。

夫が家にいるようになりストレスが増えたなら、旅行やショッピング、趣味の習い事を楽しむなど、どんどん外へ遊びに出かけましょう。夫の機嫌ではなく、あなたが機嫌よく過ごせることを考えてください。夫も夫で好きに過ごすはずです。それが、良好な夫婦関係につながります。

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