会話が「あれ」や「あの映画に出ていたあの人」ばかり…【老いのあるある体験】
人生100年時代。余生がのびるということは、昔は難なくできたことができなくなり、思い出せないといったことに直面するということ。ですが、それは誰の身にも起こることです。往年の名曲風に♪これも老い、あれも老い、と歌いながら、老いへの不安を受け流しませんか。今回は「脳の老い」にまつわる「ゆうゆう」読者のエピソードを5つご紹介します。
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多いのはとっさに「物や人の名前が出てこない」というもの。皆そんなものだから、「不思議と話は通じる」というのは、あるあるですね。
私の車はどこー!?
ショッピングモールでどこに駐車したか位置がわからなくなり、大きな荷物を持ったまま広い駐車場をぐるぐる捜しまわりました。買い物より長い時間、車を捜してドッと疲れました。これを何度か繰り返し、今は駐車したらスマホで駐車位置や番号を写真に撮るようにしています。
藤の花さん 69歳・岐阜県
忽然と消えた財布の行方にびっくり
買い物から帰ってきて、ふと気づくと財布がありません。スーパーに聞いても届けがなく、家のどこにもありません。落とした? 取られた? 心臓がドキドキしてきたので、とりあえず落ち着こうと麦茶を出すため冷蔵庫を開けると、そこには冷え冷えになった私の財布が。ホッとしたのと同時に、老いを感じて怖くなりました。
いくちゃんさん 69歳・大阪府
会話が「あれ」や「あの映画に出ていたあの人」ばかり
物や人の名前が出てきません。友人もみんなそんな感じなので、不思議と会話は成り立っています。
ちゃっぴーさん 66歳・岐阜県
6歳の孫とゲームで対戦したが全然勝てない
トランプも負け越し。自信あったのに…。
はるはなさん 60歳・愛知県
コインロッカー狂騒曲
ビオラさん 71歳・島根県
イラスト/さち
※この記事は「ゆうゆう」2025年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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