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アンニュイな文学青年だった憧れの先生が、25年経ってセクハラおやじに…!【みんなの同窓会体験記#2】

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ゆうゆうtime編集部

同世代のあるあるをユーザーから聞いた「みんなの体験記」シリーズ!60代主婦が告白してくれたのは、まさかの同窓会での体験です。高校時代、憧れていた国語の立花先生に再会。文学青年のようだった先生との再会にときめいたものの、その変貌にびっくり……。まさかの「お誘い」にがっかりしてしたという体験談は?

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高校生時代、憧れていた国語の先生は紳士的な文学青年

私が高校生だった頃、立花先生という国語の先生がいました。当時先生は20代、今期の朝ドラに出ている北村匠海さんのように雰囲気のある先生でした。先生は紳士的で、生徒にも必ず名字に「さん」付け、ですます調の丁寧語。「ぽん子!何ふざけてんだ!」のように荒い言葉遣いの先生が当たり前の時代、その態度に私たち女生徒は皆ひそかにあこがれていたものです。
あれから25年経った43歳の春、同窓会の案内状が届きました。久しぶりに会う同級生たちとの再会に胸を躍らせながら出席したところ、なんと立花先生も招かれていたのです。
52歳になった先生は、あの頃の面影をかろうじて残しつつも、随分と変わってしまいました。ふっくらとした体型、丸い背中、薄くなった髪。文学青年からなんとなく全体的に垢抜けない印象へと変化していたのです。
それでも目元に残る面影からか、高校時代の思い出が蘇ってきました。授業中に話してくれた文豪たちの面白おかしいこぼれ話や、国語が楽しいと思わせてくれる熱心さ。記憶が美化されて、ついつい愛想よくしてしまったのかもしれません。

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ねちっこい声の「ぽん子チャン」にぞわぞわ…

宴もたけなわとなった頃、立花先生が私の方へやってきて「ぽん子チャン」とちゃん付けで呼んだのです。高校時代は常に「●●さん」と丁寧に呼んでくれていたのに…。急に慣れ慣れしく呼ばれたことに一瞬戸惑いました。
「しばらく見ないうちに綺麗になったね」などと言いながら、先生は自然な流れを装って私の手をギュッと握ってきたのです。驚いて固まってしまうと、それをOKと勘違いしたのか「今度飲みに行こうよ。大人同士で」とねばっこい声で誘ってきました。
動揺しながらも、「主人が厳しくて、夜の外出は...」と必死に言い訳をして、その場をやり過ごしました。
後で知ったのですが、立花先生は数年前に離婚していたらしく、現在は独身で、同窓会では他の元女子生徒にも同じように手を握るなどのアプローチをしていたとか。
当時は周りの同級生たちと「先生も男の人だったんだね」「おばちゃんだからいいけど、高校生だったら犯罪だよね」などと笑い話にしていましたが、今思えば明らかなセクハラですね。
昭和の頃は、そういったことがセクハラと扱われることも少なく、私たちも「男性ならではの行動」と受け流しまいましたが思い出すとモヤモヤが止まらず「あの頃のときめきをかえせ!」と叫びたくなります。
次の同級会には立花先生が呼ばれていなかったことが救いですね。時代は変わりました。男女問わず似たような経験をする人がいなくなることを願うばかりです。

(60代・主婦)

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