91歳のバンギャ【東海林のり子さん】レポーター時代からの朝の日課とは?「おかげで外出が億劫になりません」
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ゆうゆう編集部
昭和から平成にかけて、テレビレポーターとして活躍した東海林のり子さん。90代を迎えた今も衰えぬ好奇心と行動力で、“推し”のライブに精力的に足を運んでいます。「90代は80代より自由」という東海林さんの考え方、日々の過ごし方は、楽しく生きるお手本!
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>>【東海林のり子さん・91歳】ヴィジュアル系ロックバンドを追っかけ、毎週ライブハウスへ。トキメキが元気のもと!
PROFILE
東海林のり子さん レポーター
しょうじ・のりこ●1934年埼玉県生まれ。
立教大学卒業後、ニッポン放送に入社。
退社後は、「おはよう!ナイスデイ」などのワイドショーでレポーターとして活躍。
60代以降は司会業やコメンテーターに主軸を移し、現在も講演会などを行っている。
90歳でYouTubeチャンネルを開設し、音楽ライブ取材などを配信。
アクティブな一日は、朝のルーティンから
2018年に夫を看取り、今は一人で暮らしている。
「気楽でいいですよ。息子家族が同じマンションの違う階に住んでいて、お嫁さんが作った料理を持ってきてくれることもありますが、たいていは、そのとき自分が食べたいものを食べています。料理はあまりしません。今はインターネットでおいしいものをお取り寄せできますから。最近のお気に入りは豚汁とえんどう豆のパン」
一日をボーッと過ごすことがないように、毎朝、作成しているのが、ToDoリスト。
「小さなノートに、今日やることを列挙するんです。新聞を音読する、早口言葉を練習する、ウォーキングをする、ビタミンDを飲む、洗濯をする……ルーティンも含めて10項目ぐらい。書いておけば忘れないし、実行したら赤線で消すことで達成感も得られます」
たとえ外出の予定がなくても、毎朝化粧をするのも長年の習慣だ。
「事件レポーターの頃は、急に『羽田空港で事件がありました! 取材に行ってください』と電話で呼び出されることがしばしば。そのときすぐ家を出られるように、起きたら化粧をするという習慣が身についているんです。化粧をすると気持ちがシャキッとするし、出かけることが億劫になりません」