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91歳のバンギャ【東海林のり子さん】レポーター時代からの朝の日課とは?「おかげで外出が億劫になりません」

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ゆうゆう編集部

次々と新しいバンドが出てくるからまだまだ死ねませんよ

元気すぎるゆえか、「今年3回も転んだんです」と苦笑い。

「1回は家の中で。息子には『スリッパは履いちゃダメ、外に出るときは杖を使って』と口すっぱく言われます。でも転ぶときは転ぶんですよ(笑)。最近は転んだときの起き上がり方を練習しています。

起き上がれずどうしようもなかったら、これで息子を呼びます」と腕のスマートウォッチを指す。

「電話もメールもできる。睡眠時間や睡眠の質もわかる。便利ね」

最新機器を活用し、いざというときは子どもを頼り、できる限り自立し、今を楽しむ東海林さん。

「あと何年生きられるかわかりませんけどね。30年以上V系を追っかけていても、まだ見ていないバンドがたくさんあるんです。V系は進化していて、曲調、メイク、衣装もいろんなタイプが生まれ、次々に新しいバンドが出てくる。それを見続けたいから、まだまだ死ねないんです(笑)」

91歳のバンギャ【東海林のり子さん】レポーター時代からの朝の日課とは?「おかげで外出が億劫になりません」(画像4)

東海林さんの“推し活”グッズ。ライブ中にステージから客席に降ってくるテープを大切に保管。「見ると、そのライブを思い出します」

東海林のり子さんの輝くヒント

ヒント① 朝、ToDoリストを書き、 一日を充実させる

毎朝、小さなノートに今日やることを列挙。

「備忘録にもなるし、一つ一つ実行することで一日が充実します。ノートの年間カレンダーにライブの日程を書き込むのも楽しみ!」

ヒント② のどを鍛え滑舌をよくし、おしゃべりを楽しむ

しゃべる能力が落ちないように、新聞を音読する、早口言葉を練習するのが日課。

「『馬の耳にミニビキニ』など現代の早口言葉を書いた紙を立てかけ、練習しています」

ヒント③ 起きたらメイク、 いつでも出かけられる顔に

年をとると出かけるのが億劫に。アクティブに動くには、まず顔を整えてスタンバイ。

「外出予定がなくても起きたら化粧をするのが習慣。おかげで急なライブの誘いにも乗れます」

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撮影/山田崇博 取材・文/村瀬素子

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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