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【SixTONES 髙地優吾さん】生きていくって何をするにも「人対人」だからつながりを大切にしたい

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志賀佳織

グループとしての快進撃と並行して、メンバーそれぞれがソロで大活躍中のSixTONES。その一人、髙地優吾さんは、近年、舞台俳優としてめきめき才能を発揮しています。この夏、西田征史さん作・演出のオリジナル作品で再び単独主演を果たす髙地さんに意気込みを聞きました。

プロフィール
髙地優吾さん

こうち・ゆうご●神奈川県出身。
2020年1月SixTONESとして「Imitation Rain」でCDデビュー。
キャンプインストラクターや温泉ソムリエの資格を生かし、バラエティ番組でも活躍中。
24年、『Come Blow Your Horn〜ボクの独立宣言〜』で舞台単独初主演を果たすなど、俳優としての活躍も目覚ましい。

2回目の単独主演で「ツイていない男」を演じる

今年デビュー5周年を迎えたアイドルグループSixTONES(ストーンズ)。初めての5大ドームツアーも大盛況のうちに終わり、4月からはグループとして初の民放冠番組「Golden SixTONES」(日本テレビ系列 日曜夜9時)もスタート、その勢いにますます拍車がかかっている。

そのメンバー6人のうち、最も穏和な雰囲気、メンバー同士のかけ合いの様子からも、一番の「愛されキャラ」であるとうかがわれるのが、髙地優吾さんだ。ソロでも情報番組にバラエティにと活躍目覚ましい髙地さんだが、この夏は新たな舞台に挑戦する。タイトルは『ある日、ある時、ない男。』。舞台『盗聴』やミュージカル『SUNNY』、ドラマ『石子と羽男─そんなコトで訴えます?─』などの脚本・演出を手がけた西田征史さん作・演出のオリジナル作品だ。昨年『Come Blow Your Horn~ボクの独立宣言~』で舞台単独初主演を果たした髙地さんだが、今回の舞台もまた単独主演となるというから楽しみだ。

「僕が演じるのは、車谷良介という青年なのですが、とにかくツイていない(笑)。頑張れば頑張るほど空回りしてしまい、そんな自分を変えたい、どうやって変わればいいんだろうともがいているときに、一攫千金で2000万円が手に入るかもしれないという情報が入ってくる。良介は、これを機に人生の一発逆転を狙おうとするんだけれども……という話です。コメディではあるんですが、良介がどうやって成長していくかという人間物語でもあり、さまざまな伏線が張られていて、登場人物全員に物語がある作品でもあります。僕は主演といっても『さぁ、座長だからやるぞ!』という気合の入り方ではなくて、いろいろな方に支えられながら、楽しいカンパニーをつくっていきたいタイプ。今回も共演者の皆さんとたくさん話をして、いい雰囲気づくりができたらいいかなと思っています」

まずは西田さんと2人で台本の読み合わせをし、主人公である良介という人物をどんなふうに捉えるかの擦り合わせをした。

「ツイていない人物といっても、ネガティブすぎると、暗い話になってしまう。でも元気すぎたら、それはそれでツイてないようには見えなくなる。そこの塩梅が非常に難しいんですけど、僕が考えてきた良介という男のテンションを、西田さんは『僕が思い描いていた良介と同じだよ。これなら不安はないわ』と言ってくださった。それは自信につながりましたね。台本を読むと、とにかく映画のように展開が速くてシーン変わりも多くて、ハラハラ感がすごい。これを舞台でどうやって見せていくのか僕自身もまだ想像がつきません。でもこの良介の物語はきっと、観てくださる方にとって明日への活力になるのではないかと思います」

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