【ガーデニング】秋の主役はダリア!初心者でも楽しめる育て方と花形バリエーション
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光武俊子
幅広い花弁が幾重にも重なる【フォーマルデコラ咲き】
幅広く長い花弁が幾重にも重なって、もっともゴージャスな印象の花形です。
キクの丁字咲きみたいな華やかさ【アネモネ咲き】
中心の筒状花が盛り上がって丁字咲きのようになり、まわりの舌状花は一重や八重咲きも。
ダリアを来年も咲かせるために
霜が降りるとダリアの茎葉は枯れます。冬に地中が凍らない地域では、植えてある位置にネームラベルを挿してそのまま冬越ししましょう。寒さが心配なら土を少し盛り上げたり、腐葉土などでマルチングをしておきます。鉢植えは軒下や無加温の屋内で越冬。
寒冷地では株の下にある球根を掘り上げます。1株にイモ状の球根が放射状についているので、成長点のある茎を一部つけて切り離し、ピートモスなどに埋めて保存します。
翌年、気温が20℃くらいになったら植えつけの適期です。芽の出る成長点を5㎝以上の深さにして球根を横向きに植えつけます。草丈が中小サイズなら株間は40㎝ほど、大型サイズなら80㎝ほど。7月初めまでには植えつけます。すでに芽が出た芽出し球根も出まわるので、同様に植えましょう。
ダリアは各節から茎を伸ばして成長します。枝葉が広がりすぎたり、草丈が大きくなりすぎると倒れたり折れたりするので、伸びる茎の先端を切って摘芯しましょう。支柱を添える作業も必要です。
咲いた花がらは、摘むことで次の花が開花します。真夏は花を休むので茎を半分ほどに切り戻して、また秋にたくさんの花を楽しめるようにしましょう。
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