世界がハマる【Japaneseウォーキング】 3分ごとの切り替えがカギ!『インターバル速歩』を解説
速歩後30分以内を目安に乳製品をとると、より筋力がアップ
乳製品に含まれるたんぱく質と糖質は、筋肉の修復や合成に役立ちます。
「とるタイミングはインターバル速歩を終えてから30分間。ややキツイ運動で疲れた筋肉が血液中から必死に栄養を取り込もうとするので、この時間帯に乳製品をとると、筋力がさらにアップするだけでなく生活習慣病の予防など、インターバル速歩によって得られる効果もより確実になると考えられます」
おすすめは乳たんぱく質と糖質が同時に摂れる牛乳!
牛乳が苦手な場合は、乳たんぱく質+糖質を組み合わせた摂り方でOKです。ただし脂肪分が多いので、アイスクリームや生クリームは避けてください。
<牛乳が苦手な人は、たとえば…>
チーズ40グラム+クッキー4枚(32グラム)
ヨーグルト200グラム+低糖度のジャム大さじ1杯
ホットミルク200㎖+チョコレート30グラム
次回はインターバル速歩によって得られる効果について、くわしく説明します。
お話を伺ったのは
能勢 博先生(信州大学医学部特任教授 医学博士)
のせ・ひろし●京都府立医科大学医学部卒業。米イェール大学、京都府立医科大学などを経て1995年信州大学医学部教授、2003年信州大学大学院医学研究科教授、2018年より現職。信州大学、長野県松本市、民間企業、市民が参画する健康づくり事業「熟年体育大学」の運営組織であるNPO法人熟年体育大学リサーチセンターで、理事長・副理事長を務め「インンターバル速歩」を指導。8700人以上の中高年に運動指導を行なってきた。趣味は登山。著書、マスコミ出演多数。
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