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【足連載/第1歩】足のトラブルは全身に影響!健康寿命を延ばすために知っておきたい足育の基本

公開日

更新日

ゆうゆうtime編集部

正しい歩き方をすればタコはできない

冒頭で足裏チェックをしていただきましたが、多くの人が「足にタコができるのは当たり前」のように思っています。しかし、そこが間違っていると高山先生は言います。
「普通に歩いていたらタコはできません。1つでも硬いところがあったら、それはおかしいんです」
爪も同様で「爪は縦の線が少し入るくらいが正常。それ以外のことは全部異常です」とのこと。

しかし、自分の足に問題があると気づいている人はほとんどいません。立っている時に指が地面についていない「浮き指」も、自分ではまず分からない症状の一つです。
これらのトラブルは、年齢とともに突然現れるわけではありません。すべて蓄積され、若い頃からの歩き方や靴の選び方、足のケアといった習慣が積み重なり、40代、50代になって顕著化してくるのです。

まずはあなたのその足元に意識を向けてみましょう。
その小さな一歩が、あなたの未来を大きく変えるのかもしれません。

【今日からできる足ケア習慣】
自分の足裏を観察する(タコ・魚の目・ガサガサの有無)

次回からは、足裏4タイプの特徴と対策、正しい「爪の切り方・靴や靴下の選び方・歩き方」の紹介、足に関するお悩みの解決法などをお伝えしていきますので、お楽しみに!

監修者
高山かおる

医師

1995年に山形大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学で医学博士を取得。足のトラブルの原因を追究し根本的な治療を目指すフットケア外来を開設し、患者の診療にあたるほか、歩行教室や装具外来も併設。テレビ出演や著書を通じて、正しい足のケアと健康な歩行の重要性を広く啓発してきた。2015年には「100歳まで自分の足で歩ける社会づくり」を目指し、一般社団法人足育研究会を設立。代表として、社会への足の健康啓発活動を積極的に展開している皮膚科専門医。

1995年に山形大学医学部を卒業後、東京医科歯科大学で医学博士を取得。足のトラブルの原因を追究し根本的な治療を目指すフットケア外来を開設し、患者の診療にあたるほか、歩行教室や装具外来も併設。テレビ出演や著書を通じて、正しい足のケアと健康な歩行の重要性を広く啓発してきた。2015年には「100歳まで自分の足で歩ける社会づくり」を目指し、一般社団法人足育研究会を設立。代表として、社会への足の健康啓発活動を積極的に展開している皮膚科専門医。

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