【血糖値】が気になる人必見!ヘモグロビンA1cを安定させる6つの習慣とは?
④発酵&ネバネバ食材はヘモグロビンA1c対策の強い味方
腸内の細菌叢(そう)を豊かにし、血糖値の上昇をゆるやかに
腸の健康も大切。「納豆、ヨーグルトなど有用菌を含む発酵食品や、食物繊維の豊富なきのこ、根菜類、海藻などを多くとることで、腸内細菌叢が豊かになり、腸管の細胞自身が活発化します。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、食後血糖値の上昇をゆるやかにする働きも」。オクラや山いも、なめこのようなネバネバ系は特におすすめ。
⑤HbA1cが5.6%以上なら0.1%下げることを意識
血糖をコントロールすれば将来のリスクを減らせる
HbA1cが5.6~6.4%の要注意ゾーンの人は、まずは0.1%下げることを意識したい。「6.4以下のうちに0.1%下げておくことで、10年後、20年後の健康維持に大きく影響します。下のグラフのように、6.5%以上になってからの0.1%低下では、さほどリスクを下げられないということなんです」。
⑥サポート食品を効果的に取り入れる
ヘモグロビンA1cの低下をサポートする食品も登場
血糖のコントロールは継続が大事。食後血糖値の上昇を抑える食品やお茶、HbA1c対策に役立つヨーグルトなども市販されている。どれも気軽に利用できるので、毎日の食生活に取り入れるのもおすすめだ。
「アメリカの政府機関、食品医薬品局(FDA)では、条件つきですが、プレーンヨーグルトが2型糖尿病の改善という点で認められています。日本に比べ、欧米のガイドラインは、いいことはどんどん取り入れていこうと前向きですね」
MI-2乳酸菌がHbA1cの低下をサポート
MI-2乳酸菌入りヨーグルトを1日1個12週間摂取したところ、HbA1cが0.1%低減した研究結果が。
●「明治ヘモグロビンA1c対策ヨーグルト(機能性表示食品)」/明治
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取材・文/田﨑佳子
※この記事は「ゆうゆう」2025年12月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。
