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朝食を抜くと脳出血リスク36%増!?高齢者がラーメンやカツ丼を食べるのに適した時間も【77歳・鎌田 實先生】

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鎌田 實

朝メシ抜きは脳出血のリスクが上がる

朝メシ抜きは午前中のエネルギー不足につながるといいましたが、それだけではありません。朝メシを抜くと、いろんな病気のリスクが高くなります。

朝メシを抜くと、高血圧や糖尿病、脂質異常症のリスクが上がることが知られています。とくに血圧は、空腹感からくるストレスによって上昇しやすくなるといわれています。

国立がん研究センターの報告では、朝メシをとらない食習慣の人は脳出血を起こしやすいという結果が出ています。45歳から74歳の男女8万人を平均13年間追跡して明らかになりました。

これによると、朝メシを週0〜2回しかとらない人の脳出血の危険度は、朝メシを毎日食べる人に比べて、36%も高くなることがわかりました。

朝メシ抜きで朝の血圧が上がりやすくなり、その結果、脳出血を起こすリスクが高くなるのではないかと考えられています。

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※この記事は『鎌田式 最強のズボラ朝メシ!』鎌田實著(エクスナレッジ刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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