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デビュー25周年【山内惠介さん】「君、歌手向いてないよ」と言われた過去。それでも変わらぬ歌への想いとは?

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ゆうゆう編集部

歌の力を信じる気持ちは子どもの頃から変わらないですね

自分を信じることができなかった時代は確かにあった。だが、歌の力を信じなくなることは一度もなかった。

「そもそも歌の力を信じていなかったら、歌手になっていないです。子どもの頃からカラオケ大会で僕が歌うと、祖父母や母が泣いて喜んでくれたりして、歌にはとんでもない力があるんじゃないかと、肌で感じていました。演歌や歌謡曲って大人に向けた歌のようだけど、世代を超えて人の心を動かせるんだって。大人たちが喜んでくれるのが、子どもの僕には何より嬉しかった。それが歌の力を感じ取った原点です」

どんなときでも信じてくれた母という存在

そして、その原点を信じてくれたのが、誰よりもいちばん近くで見守ってくれていた、母という存在だった。

「母は誰よりも僕の可能性を信じてくれていたのかもしれません。僕は自分の声を好きじゃなかったんですけど、『惠介の声には個性があるから歌手になったほうがいい』って言ってくれて前向きにさせてくれました。歌がうまい人はたくさんいるけど、声を聞いてすぐに誰が歌っているかわかることが大事だって。あと、極めつけのエピソードは、僕がデビューするきっかけになったオーディションのときのこと。審査委員長だった水森英夫先生が「東京に連れて帰りたいな~」って冗談めかして言ったとき、母が「持って帰ってー!」って客席から大声で叫んだんですよ(笑)。あのひと声がなければ、先生も本気で考えてくださらなかったかもしれません。本当に母にはずっと感謝しています」

こうして振り返ってもらうと、やはり25年という歳月には、たくさんの出会いと別れ、数えきれない思い出がある。

「25周年のコンサートも、やっぱり今までを振り返るような構成なんですよ。もちろんデビュー曲も歌いますし。過去を振り返ってばかりではいられないけど、これからも前を向いて歩いていくために、ときどき後ろを振り返る。25周年というのは、僕にとってそういう大切な地点になっていますね」

【Information】ゆうゆう×山内惠介さんダブル25周年記念特別企画

『ゆうゆう』2026年1月号の表紙の写真をパネルにして(B3サイズ 縦51.5㎝×横36.4㎝ アルミフレーム)15名限定で特別販売します。
価格: 1万8000円(税込)

こちらの購入者の中から、抽選で3名に山内惠介さんの直筆サイン入りをお届けします。

ご購入を希望される方は、『ゆうゆう』2026年1月号11ページ左下の応募券をはがきに貼って、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、山内惠介さんへの応援メッセージを書いて応募してください。応募者多数の場合は抽選を行い、当選者の方に詳しい購入方法をご連絡いたします。

応募締めきりは12月26日(当日消印有効)

◎ デビュー25周年記念曲「北の断崖」好評発売中 
1500円/Victor

◎ 12月22日(月)「クリスマスディナーショー2025」開催 
会場:ザ・プリンス パークタワー東京
詳しくはコチラ
https://www.princehotels.co.jp/parktower/christmas/dinnershow/

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撮影/山田崇博 
スタイリング/高山良明 
ヘア&メイク/馬渡ゆう 
取材・文/大松集行(ビーツリー)

※この記事は「ゆうゆう」2026年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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