糖尿病になってやめたものは「たった2つだけ」鳥羽シェフが病気を公表した理由、現在のリアルな生活も告白【鳥羽周作さんのターニングポイント#2】
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ゆうゆうtime編集部
アイスもジュースもゼロ。でも「得るもの」のほうが大きい
――診断されたとき、落ち込んだりはしませんでしたか?
鳥羽シェフ:それが、まったく落ち込まなかったんです。
ジュースやアイスをやめるのも、ハードルが高そうに思われるかもしれませんが、全然大丈夫でした。
砂糖を摂っているときって、実は体がめちゃくちゃ重たいんですよ。やめてみて初めて、「あのだるさは砂糖だったんだ」とわかる。やめたら体調がすごく良くなって、禁断症状みたいなものも感じませんでした。周りでアイスを食べているのを見ても、とくに何とも思わないですね。
仕事仲間と旅行に行って、みんなが普通にアイスを食べていても、僕だけ食べない。でも平気。それよりも「やめることで得られるもの」のほうが大きいと理解しているからだと思います。
ジュースも本当に飲まなくなって、今はお茶か水だけです。
やめたのは「アイスとジュース」。筋トレで7kg減
――ご病気をきっかけに、やめたことは?
鳥羽シェフ:アイスとジュースの2つですね。
もともとお酒は飲まないし、タバコも吸わないので、そこは変わっていません。最初は、体重はそこまで落ちなかったんです。でも筋トレを始めたら一気に変わりました。今、結果的に7キロくらい減って、「またモテちゃうかもな」って思ってます(笑)。
「水も飲まない夜」——24時間のリアルな生活リズム
――現在の24時間の過ごし方を教えてください。
鳥羽シェフ:だいたい朝7時半〜8時に起きて、9時に薬を飲んでインスリンを打ちます。
10時前くらいに家を出て出勤して、ランチ営業。昼食時にも薬を飲みます。
13時頃にまかないを軽く食べて、17時から夜営業。ここでもまた薬を飲んで、夜の営業が終わるのはだいたい23時半くらい。
そこからご飯を食べに行くこともたまにありますが、基本的には家に帰ります。
以前は帰宅後にがっつり食べたり飲んだりしていましたが、今は家に着いたら水も飲まないし、何も食べない日のほうが多いです。そのまま朝まで飲み食いなしです。でも、まったく苦じゃないんですよね。“そういう気(飲食する気)にならない”という感覚です。
――かなりストイックに聞こえます。
鳥羽シェフ:そうかもしれないですね。でも、それで早く寝ればいいのに、そこからまた仕事して、筋トレして、やらなきゃいけないことを片づけて……。結局寝るのは2時半〜3時くらいです。
ただ、今は布団に入ってから朝まで、一度も起きません。
糖尿病と診断される直前は、夜中にトイレで3回くらい起きていたんですよ。それが今は5〜6時間は熟睡できている。だから、体調はむしろすごく良いです。
1日の食事量は「以前の3分の1」
――ある1日の“食べたもの”の例を教えてください。
鳥羽シェフ:朝はザバスのプロテイン。昼は営業中にちょろっとパスタをつまんで、15時くらいにまかない。みんなが食べている量の半分くらいです。たとえば、今日のまかないいは“まぜそば”です。
夜は営業中の料理を少しつまんで終わり。
そんなに食べていないですよ。休みの日や会食がある日はどうしても食べる量が増えてしまうので、その日は歩く量を増やしたり、翌日の量を控えたりしてバランスを取っています。
――ご病気になる前は、その倍くらいを召し上がっていた?
鳥羽シェフ:いや、3倍くらいですね(笑)。
昼もしっかり食べて、営業中は味見もたくさんして、夜の営業が終わったあとに叙々苑へ行く。叙々苑には週2〜3回行っていましたし、その合間にラーメンにも行っていましたから。
