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いまの中高年は恋愛至上主義!?素敵な年の取り方をしている女性についても【対談】脳科学者・中野信子さん×開発者・川田十夢さん

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力武亜矢

男性が成熟していないのは、世界共通?

——本の中で、「日本の男性は見た目が9割」とおっしゃっていて、ああ、やっぱりそうなのかと。毎年夏になると「おばさんはノースリーブを着るな」論争がネット上にあふれます。日本では老いは隠すべきもの? これは日本男性の成熟度の問題でしょうか。

中野 日本人の男性が成熟していないというより、男性が未熟なのは世界共通ですね(笑)。ノースリーブなんて、全然自由ですよ。私も二の腕、たるんでますけど、全然いい。欧米の女性を見てくださいよ。日本のおじさんたち、欧米の女性にも文句言えるのかな? 欧米人に面と向かって「ノースリーブ着るな」って文句言ってたなら聞いてやるって(笑)

——そのマインド大切ですよね。 SNS とか周りから心ない言葉があったりすると、やっぱりダメなのかしらとか思いがちですが。気にしないマインドが大事。

中野 そうですね。 私はけちなので(笑)、ちょっと逆に考えます。私が人からかけられた言葉でけっこうダメージを受けると、その言い方は逆に攻撃になりうるから、むかつく人にはこういう風に言えばいいんだなって思っちゃう。 この間言われたあれ嫌だったからきっと攻撃としては効果的なのに違いない、今度何かあったら自分の手数の一つとして使っちゃおう、みたいな……。

意地悪な気持ちを持つのは人間として自然なことです。意地悪な気持ちがない人って、たぶんよほど愚かか、本当は意地悪な気持ちがあるのに自分のそういうところが見えていない観察力のない人か、どっちかだと思います。

川田 そうそう。無自覚か愚かですね。

中野 私、南の島によく行くんですけどね。オオゴマダラって大きな蝶がいるんです。羽を広げると、手の指先から手首までくらいのサイズ。大きくて、すごくゆっくり飛んでいるのに、鳥に食べられないんです。なぜだと思います?

それは幼虫のときに、強い毒を持つ夾竹桃(きょうちくとう)に近縁の植物の葉をいっぱい食べるから。体内に毒がある状態になるので、鳥が食べると吐き出してしまい、二度と食べなくなるんです。

——美しく舞うためには、毒も必要ということですね。

川田 僕、早く年をとりたかったので。髪の毛が白いほうがかっこいいなと思ったんですよ。おしゃれ的な意味で、年とったほうがなんかかっこいいなというか。でも、中野さんはどんどん若くなってるね。

——今日のミニスカートも素敵ですね。

中野 デーブ・スペクターさんの奥様が、よくミニスカを履くんです。いつも可愛らしくて。私も、60代、70代になってもミニスカ履ける人になれたらおもしろいなって。

▼後編では、ファッション、ダイエット、そして介護について伺います。▼

撮影/柴田和宣(主婦の友社)

※この記事は『眠れない夜に、言語化の話をしよう』中野信子著/川田十夢著(ソシム刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

眠れない夜に、言語化の話をしよう ー脳科学者はため息を言語化し、開発者は深呼吸を可視化するー

中野信子著/川田十夢著
ソシム刊

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