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足の冷え、O脚、靴トラブルなど“足のお悩みあるある”に専門家が答えます【足連載/第5歩】

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ゆうゆうtime編集部

連載5回目となる今回は足に関するお悩みに、足育研究会代表で皮膚科医の高山かおる先生、理学療法士の金森慎悟さん、最上級シューフィッターの林美樹さんから、わかりやすい回答と実践しやすい具体例を提案いただきました。
これまでの記事はこちら>>【連載】足が変われば、人生が変わる。~一生自分の足で歩くために

【足に関するお悩みQ&A】
1. 足のむくみを解消したい!
2. 足元の冷えをなんとかしたい!
3. ひび割れたかかとをしっとりさせたい!
4. O脚の対策が知りたい!
5. 靴のトラブルを解決したい!

今回は、とくに多く寄せられる足のお悩みに、回答いただきました。

歩くだけでOK!夕方のむくみ撃退法でむくみ知らずの足へ

まずは、「夕方、足がむくみがちです。解消する方法や運動などが知りたいです」という、むくみに関するお悩みから。高山先生の回答です。

「足のむくみは、重力の影響で血液やリンパ液が下半身にたまりやすくなることが主な原因です。とくに長時間の立ち仕事や座りっぱなしの生活、運動不足、塩分のとりすぎ、加齢による血管機能の低下などが関係します。対策としては、足首を動かす体操(つま先の上げ下げ)や、かかと上げ運動などでふくらはぎの筋肉を動かすことが有効です。夕方に10〜30分程度、歩くこともおすすめします」

むくみ足にならないために、日頃からできることはあるでしょうか?

「足は心臓から最も遠く、血液を押し戻すには筋肉の力が必要です。筋肉を動かさない時間が長いと循環が滞り、むくみやすくなります。日常的に歩く、階段を使う、足指を動かすといった小さな習慣が、むくみ予防にはとても重要です。また、ある程度ふくらはぎを圧迫しておくことも大切。その対策ができる靴下などもありますので、活用してみましょう」

小さな習慣が予防につながるので、今日から取り組みたいですね。

重ね履きは逆効果の場合も!? 足冷え改善メソッド

お次はこの時期とくに多い冷えに関するお悩み。
「靴下を重ね履きしても足が冷えます。根本解決するにはどうしたらいいでしょうか」というご相談。こちらも高山先生にお答えいただきました。

「足の冷えは、血流の停滞に加え、靴や靴下の中の蒸れやすい環境によって、自分のかいた汗が冷えてしまうことも関係しています(汗冷え)。靴下を重ねるだけでは、かえって蒸れを助長してしまうことがあり、冷え対策としては限界があります」

蒸れによって冷えてしまうとは、意外な盲点かもしれません。

「足の冷え対策としては、靴下の"厚さ"よりも"蒸れにくい構造かどうか"が重要になります。足は汗をかきやすい部位のため、靴の中で湿気がこもると、汗が蒸散する際の熱でかえって足が冷えてしまいます。おすすめなのは、吸湿・放湿性にすぐれた素材でできており、さらに足趾(そくし ※足指のこと)の間に湿気がたまりにくい構造のソックスです。

「具体的には、5本指タイプや足趾がわかれているもの、横アーチを軽く支え、指先を圧迫しない設計のもの、化学繊維でも吸放湿機能を持つ高機能素材を用いたものなど、こうしたソックスは、汗を素早く逃がし、足趾が動きやすいため、血流の維持にもつながります」

「そして、足指や足首を動かして“血流を促す”ことも大切です。足指のグーパー体操や足首回し、足浴などを取り入れてみてください。また、靴の中で足指が自由に動く余裕があるかどうかも確認を。足首を温めるのも有効な場合もあります」

前回ご紹介したあたためる」の記事(※記事末リンクをご確認ください)のように、高機能な靴下は、重ね履きよりオススメです。

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