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足の冷え、O脚、靴トラブルなど“足のお悩みあるある”に専門家が答えます【足連載/第5歩】

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ゆうゆうtime編集部

「クリームを塗っても戻ってしまう……」かかとの乾燥、どう防ぐ?

とくに冬は乾燥のお悩みも深刻です。
「気候が乾燥してくると、足のかかとがひび割れてしまいます。クリームでケアしてもすぐに乾燥して戻ってしまうので、解決法が知りたいです」
こちらも高山先生より回答です。

「かかとは体重がかかりやすく、角質が厚くなりやすい部位です。かかとのひび割れを防ぐには、保湿をしっかり行うことが基本。保湿剤は、ビタミンEやビタミンAを含有したもの、あるいは尿素やセラミドを含むクリームなどを使用しましょう。量の目安は、片足全体に対して2FTU(指先から第一関節まで出した量)です。自分の手の温かみを使い、角質の中に浸透させるように、やさしくなじませるのがポイントです。角質を削る場合は、入浴後の皮膚がやわらかくなったタイミングで、へら状のやすりを使い、削りすぎないよう注意しましょう」

また、普段気づきにくい原因も。
「かかとのひび割れは乾燥だけでなく摩擦も大きな原因です。靴の中で足が動かないようフィット感を見直し、足底に当たる部分のクッション性がよい靴や靴下を選ぶことも、再発防止には重要です」

摩擦も原因の1つと意識することで靴や靴下選びも変わります。

O脚は膝だけの問題ではない!毎日の運動でケア

O脚に悩む方からの「少しでも対策できることがあれば教えてください」というご相談に、理学療法士の金森慎悟さんから具体的な運動などのご紹介です。

「O脚は“膝だけの問題”と思われがちですが、実際には股関節、膝、足部が連動したアライメント(下肢の並び)と、歩き方や筋力バランスが影響しています。足のアーチが崩れると、膝が外側に逃げる動きが増え、O脚傾向を助長することがあります。また、お尻(中殿筋)や太もも内側(内転筋)、太もも前(大腿四頭筋)の働きが弱いと、膝が外に開きやすくなります。日常でできる対策としては、まず“足元”と“股関節周り”を同時に整えるのがポイントです」

「足元は、足指で地面をつかむ意識に加えて、タオルギャザー(足指でタオルをたぐり寄せる)や、かかとをまっすぐ保ったままのつま先立ち(10回×2~3セット)で、アーチを支える筋肉を鍛えます。股関節周りは、横向きでの脚上げ(ヒップアブダクション)や、膝が内外にブレない範囲での軽いスクワットを行い、お尻の筋肉(中殿筋)を働かせます。ポイントは“膝がつま先の方向を向く”こと、“膝が外に流れない”ことです」

「O脚の方は、かかとがしっかり固定されて足がぐらつかない靴を選び、必要に応じてアーチを補助するインソールを活用すると、歩行時の負担が分散しやすくなります。なお、膝の痛みがある、左右差が強い、O脚が急に進んだと感じる場合は、変形性膝関節症などの可能性もあるので、整形外科での相談をおすすめします」

靴やインソールも活用し、改善の具体的な運動例を今日から実践してみましょう。

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