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孤独死も悪くない?【和田秀樹さん】大往生を叶える生き方の秘密がすごい!

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和田秀樹

孤独死は 自由に生きた 証なり

独り暮らしの人の死が増えているそうです。男女の割合はわかりませんが、9割くらいは女性ではないでしょうか。理由はふたつです。

ひとつは、男性のほうが平均寿命は短いからです。例えば、夫婦で暮らしている場合、夫が先に亡くなり、妻が独居になる確率が高いわけです。

もうひとつは、男性が独居になると、子供が引き取るケースが多いからです。男性は家事の苦手な人が多いため、見かねた子供が「お父さん一緒に住もうか」となりがちなのです。

女性は、身の回りのことを自分でできる人が多いですからね。子供たちと同居して居心地の悪い思いをするより「ひとりで気ままに生きたいわ」と思うわけです。ご主人が亡くなり「やっとひとりになれた」と解放感を味わう人もいるかもしれません。

このように「気ままに生きる」のも、大往生のひとつのカタチです。

世間的には「独居死なんて寂しすぎる」と言われますが、私はそうは思いません。どんな死に方をするにせよ、人間は最期にはひとりで逝(い)くものです。家族に看取られても、病院でチューブにつながれても、死の瞬間はひとりなのです。

その瞬間に「ああ、いい人生だった」と思えるなら、幸せですよね。

誰かに気をつかったり、我慢したりして生きるのではなく、いまを充実させ、自分らしく生きる。そうやって満足して生きていれば、死ぬ瞬間のことは、たいして重要ではない。

いわゆる“大往生”を遂げた人を、私も多数診てきましたが、自然に死を受け入れ、穏やかに最期を迎えるように思います。もちろん、孤独死の瞬間を見届けたことはありません。でも、十分に自分らしく生きた人は、満足して死んでいけるのではないかと思うのです。

※この記事は『女80歳の壁』和田秀樹著(幻冬舎刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。

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