記事ランキング マンガ 連載・特集

【意外なデビュー秘話】上野千鶴子は公募23回落ちてもなぜ折れない?「ガラスの天井」を越える生き方のコツ

公開日

更新日

ゆうゆうtime編集部

二度経験した青天の霹靂

アカデミアの世界では、初端(しょっぱな)から「ガラスの天井」にぶち当たった上野さんだが、障壁を突破したと自らが実感したのはいつだったのだろうか。

「二度ありましたね。いずれも青天の霹靂(へきれき)でした。

一度目は、1993年に東京大学の助教授になったとき。仰天しました。話があったときには、京都精華大学の教員でしたから関西に住んでいましたし、東京に引っ越すというのは人生にとっても大きな変化でした。

もう一つは、2019年の東大学部入学式の祝辞を頼まれたときです。東大は2011年に退職していたので、来賓として登壇しました。声がかかったときは、何かの悪い冗談かと思いました」

上野さんは、2019年の東京大学学部入学式の祝辞で、日本の性差別について言及し、男女問わず幅広い世代に大きな反響を呼んだ。特に40代の女性の中には、祝辞を聞きながら嗚咽(おえつ)するほど泣いた人も少なくなかったようだ。祝辞の中では、次のようなことが語られている。

「フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です」

Profile 鎌田 實さん

かまた・みのる●医師・作家
1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけた病院を再生させた。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた。現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長。チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシの放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。東北はもとより全国各地の被災地に足を運び、多方面で精力的に活動中。べストセラー『がんばらない』他、著書多数。

▼あわせて読みたい▼

>>「きんさんぎんさん」の忘れられない言葉…/“遺産は少ないほどもめる”のはなぜ?【鎌田實さん×荻原博子さん】 >>「70代以降は、少し太っていたほうが長生きする」その理由は?【医師の鎌田實さん×経済のプロ荻原博子さん対談】 >>「朝メシは何を食べるのが1番いい?」77歳名医が語る朝食の新常識とは?【鎌田 實先生】

※この記事は『女の“変さ値”』鎌田實著(潮出版社刊)の内容をウェブ記事用に再編集したものです。

女の“変さ値”

鎌田 實著
潮出版社刊

「偏差値」では測れない、あなたの魅力!――人とは違う部分、“変”である部分こそが、実はあなたらしさであり、他の誰も持っていない「自分だけの武器」なのです。

※詳細は以下のボタンへ

「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととは

「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととはPR

詳細はこちら
画面トップへ移動