記事ランキング マンガ 連載・特集

春の気のゆるみでクレカ請求が前月の2倍に…ひとり暮らしが「無意識の出費」を見える化した方法【中道あんさん】

公開日

更新日

中道あん

あれ?私、全然コントロールできてない……

そして、もうひとつ気づいたことがありました。それは、部屋の中に不要なものが増えていたことです。引越して1年になります。その間に、なんとなく増えてしまったものが、気づけば部屋のあちこちにありました。

・捨てるにはもったいない、コピーの裏紙の束
・一時置きに引き出しに入れたままの資料
・化粧品のサンプル

つい、つい溜め込んでしまった不要品。その状態を見たときに、「ああ、思考がくすんでいたんだな」と感じたのです。部屋が整っていないと、頭の中もどこか曇ってしまう。そしてその「くすみ」は、お金の使い方にそのまま現れているのだと思いました。

まずは、引き出しひとずつ開けて、整理整頓します。期限切れのクーポン、古い明細書など、情報が古くなったものはゴミ箱へ。個人情報の記載があるもの、YouTube動画を見ながらシュレッダーにかけました。紙一枚一枚は薄いものですが、溜まってくると、いつか確認しなきゃという無意識のプレッシャーを感じ続けます。どこか部屋の空気が重く感じるから不思議です。

化粧品のサンプルは、海外旅行に持っていくために、あれこれ溜めていたのです。(私って、ほんとケチ)。私にとっては、いつか使う宝の山だったんですけれど、引き出しの中は、雑多になりすぎていました。その中をのぞいてみると、実は旅行の楽しさよりも「いつのものか分からない」という不安を感じるように。

それに、似たようなパウチの中から「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「クリーム」のセットを探し出す作業は意外と脳のエネルギーを消費します。もらってから1年以上経っていそうなものは、思い切ってボデイ用に使い切ってしまうことにしました。

化粧品のサンプルを集めて旅行の時にそれを使うのは節約の意識というよりも工夫する楽しさが強かったのです。買っても大した金額じゃないことはわかっているんですが、でもあえてそれを「買わない楽しさ」みたいのが、化粧品サンプルの使い方だったのです。でもこの機会に「サンプル集め」から卒業します。そうしたら、引き出し1つ分空になりました。

私はもともと、買わずに済ませる工夫をするのが好きなんです。どうすれば、お金を使わずに楽しめるか。それを考えるのは、どこかゲームのようで、むしろ楽しんでいる自分がいます。でも今回、カードの明細を見て思いました。「あれ?私、全然コントロールできてないやん」と。

工夫しているつもりでも、無意識で使ってしまっていたら意味がない。

やっぱり大切なのは、「自分でちゃんと選んでいるかどうか」なんだと思います。ふらっとスーパーへ行く。なんとなくカフェに入る。そんな小さな選択の積み重ねが、気づけば大きな差になっていくのかもしれません。まずは、そこから見直そうと決めて、今日で3日目です。

▼あわせて読みたい▼

>>老後の準備に必要なのはお金だけ? 62歳・中道あんさんが考える“今からできる備え” >>【中道あんさん流】60代から始める!健康も仕事も整う「小さな習慣」5つ >>ラーメン1000円の時代に、私が選んだ食の楽しみ方【中道あんさん流】

ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました

中道あん著
主婦の友社刊

クスッと笑えて、繰り返し読みたい大人のリアル旅エッセイ。国内温泉旅から始めて、とうとうパリまで行ってきた! 60歳を迎えた著者の初めて体験を通じて、読者もパリをひとり旅している気分になれる1冊。さらに、大人の女性のひとり旅ならではの実用情報も満載です。
※詳細は以下のボタンへ

「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととは

「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととはPR

詳細はこちら
画面トップへ移動