記事ランキング マンガ 連載・特集

梅雨〜夏の【植物の夏越し】水やり・暑さ対策・風通しのポイントをおさえて、今年こそ植物を枯らさない!

公開日

更新日

園芸ガイド編集部

アイディア③ バイオスティミュラントで植物の基礎体力を上げる

長雨で土の中が常に湿っていると、酸素不足で根がダメージを受けます。根が傷むと、栄養を吸い上げることができず、株全体が弱ってしまいます。バイオスティミュラント(BS・生物刺激剤)を使うことで根張りをよくし、吸収する力を促進させることで根腐れを予防します。また、梅雨明け後の猛暑に備えることもできます。植えかえのタイミングに使用すると、活着率の向上を促せます。

①バケツに水を張る

植えかえる植物が入るバケツを用意。苗の根がつかる程度の水を張る。

②既定量のBS剤を入れる

BS剤を説明書にある既定の量を入れて希釈する。

③根を浸す

苗をポットからはずしてBS剤を入れたバケツの水に10秒ほど浸す。しっかりしみこませるのがポイント。植えつけ後、根が張ったら定期的に希釈したBS剤を植物の周りにまいて施す。

アイディア④ フラワースタンドやポットフィートで通気性と排水性を確保

鉢底穴が地面に密着していると、水の逃げ場がなくなります。フラワースタンドやポットフィートを使い鉢を浮かせることで、鉢底の通気性・排水性を上げ、根腐れや病害虫予防になります。また、地熱が直接伝わるのを回避し、鉢内の温度上昇を抑えられるため暑い夏にもおすすめです。

接地面を少なくすることで水はけをよくするフラワースタンド。鉢を挟むマジックスタンドは固定され倒れにくいため、台風などの強風対策にもなり、風通しよく育てられる。

3点以上で支えて、鉢底と地面の間に空間をつくるポットフィート。シンプルなものから、動物などデザインが豊富でおしゃれな演出のアクセントに。

これもおすすめ! 大雨や浸水などの備えにも便利な「酸素剤」

浸水によって土中の酸素がなくなると、根は窒息状態になり根腐れの原因に。「酸素剤」を土に散布したり混ぜることで、水と反応して酸素を発生させ、根に酸素を供給します。水害時はまず可能な限り排水を行うことが大切ですが、そのうえで酸素剤を投入することで、植物の生存率を劇的に高めます。台風前など浸水が予想される前に、あらかじめ散布しておくのも効果的です。

オキソダッシュ1(タキイ種苗)

土壌の水分と反応してすぐに溶けるタイプ。1カ月間効果が持続し、約320ℓ/10kgの酸素を供給でき、粒状で散布しやすい。梅雨時期や水はけが悪い場所にもおすすめ。

SHOP DATA【グリーンギャラリーガーデンズ】

1300坪の敷地に花苗、植木、観葉植物をはじめ、世界中から取りそろえられた緑をすてきにコーディネートする植木鉢や雑貨などが並ぶ。産直の新鮮素材にこだわったマルシェやカフェも併設され、一日楽しめる。

住所 東京都八王子市松木15-3
Instagram @g.g.gardens
YouTube @グリーンギャラリーガーデンズ

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニングQ&A】クリスマスローズが酷暑で枯れてしまう。夏越しのコツは? >>【アジサイの剪定】いつ・どこを切る? 7月中に終わらせたい旧枝咲き品種の切り方ガイド >>野原みたいな【ナチュラルガーデン】を25年育ててきた兼岡美香さんの庭へ。バラのアーチと雑木の森がつながる初夏の景色

撮影/柴田和宣 協力/グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年夏号の記事を、WEB用に再編集したものです。

園芸ガイド 2026年 06月 夏号

【大特集】人気急上昇中! ヤマアジサイ
【特集1】庭作りの楽しみ再発見 -1 黒田健太郎さんの花壇作り
庭作りの楽しみ再発見 -2 風そよぐ初夏のナチュラルガーデン
【特集2】夏のガーデニングをもっと気楽に!
その他、バラを深く愛した髙木絢子さんをしのんでなど。

※詳細は下記のボタンから

60代読者モデルおすすめのリンクルクリームとは?

60代読者モデルおすすめのリンクルクリームとは?PR

詳細はこちら
画面トップへ移動