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【EPOさん】が語るデビュー前夜の「ミラクル」山下達郎さんに直談判してカヴァー曲でデビューするまで

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更新日

ゆうゆうtime編集部

宮田茂樹プロデューサーに鍛えられた日々

大きな目標が叶ったとはいえ、デビューはゴールではなくスタート。仕事として音楽と向き合っていく日々が始まり、EPOさんは音楽プロデューサー・宮田茂樹さんのもと、アーティストとしての土台を積み上げていく。

「宮田さんは歌詞も曲もアレンジも、クオリティに関してすごく厳しいので、何度も何度もダメ出しがあって、そのたびにやり直しという繰り返しでした。だからOKが出たらすごく嬉しくて、このプロデューサーに許可をもらえたら成長していけると思って取り組んでいました。嫌なこともありましたけど、本当に鍛えられたし、そのおかげで今の私があると思っています」

昨今はSNSやYouTubeの影響もあって、70~80年代のシティポップが、国内外の若者から支持を集めている。流行に左右されず、時が経っても廃れない楽曲とはどういうものなのか? このシティポップブームの背景をEPOさんは「丁寧に音楽を作っていたから」と考えている。

デビュー45周年記念の“おとなのためのシティ・ポップスアルバム” 『EPOFUL』(2025年10月1日発売)
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「ポップスってすごくシンプルで楽しい音楽なんですけど、実はすごく緻密な計算があって、設計図みたいなものなんです。宮田さんも本当に丁寧に音楽を作っていたし、アレンジャーの清水信之さんもそうです。昨年、『EPOFUL』というアルバムを作った時、私は大事なことを知りました。デモ音源は私が作ったのですが、いざレコーディングでミュージシャンの方たちにプレイしてもらうと、彼らがそこでアレンジという設計図の重要性を無視して、自己表現してしまい、私が理想としていた音源にならなかったんです。なんで成立しないんだろう?と思って、過去の信之さんのアレンジ譜面を見てみたら、すごく丁寧に緻密にメロディーや弾き方、リズムが書き込んでありました。この設計図通りに弾かないとPOPSとして成立しないようにできていました。なので、アレンジャーの指定通りにミュージシャンの方は演奏していました。この出来事で大事なことがわかったし、あらためて清水信之すごいなと思いました」

緻密に丁寧に作れた楽曲はいつの時代でも、どこの国でも、人々の心にしっかり届く。流行の波に流されることなく、聴き手の日常に寄り添い続けるEPOさんの音楽は、色褪せることなく、この先も愛されて続けていくのだろう。

PROFILE
EPOさん・歌手

えぽ●1960年東京都生まれ。1980年3月、シュガー・ベイブのカヴァー「DOWN TOWN」でデビュー。人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマとなった「土曜の夜はパラダイス」、資生堂CMソング「う、ふ、ふ、ふ」など、数々のヒット曲で人気を博す。1987年9月レコーディングで渡英。その後、当時ヨーロッパ最大のレコード会社Virgin UKと契動。活動の場をLONDONに移す。帰国後は通常のホールコンサートだけでなく、教会、病院、学校などでもライブ活動を行う。2025年にデビュー45周年を迎え、オリジナルアルバム『EPOFUL』をリリースした。また、セラピストの資格も有し、「歌」「音楽」を通じてのカウンセリングも行っている。カウンセリング・スタジオ Music &Dramaの予約、問い合わせはTEL046-877-5653 music.drama@eponica.netまで。

【Information】EPO コンサートツアー 2026 〜 ALL EPO SONGS リクエスト・ライヴ 〜

大阪  9月23日(水・祝) NHK大阪ホール  16:30開場 17:30開演
名古屋 9月26日(土) COMTEC PORTBASE 16:30開場 17:30開演
東京  9月29日(火) LINE CUBE SHIBUYA 17:30開場 18:30開演

▼公演情報の詳細はこちら▼
https://epo-live.com/

撮影/本間寛 取材・文/佐久間一彦

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