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はじめてのハーブ蒸留は鍋でOK!ローズマリーの芳香蒸留水を作る6ステップ

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菊池友来

ハーブを蒸留すると、植物の香りをぎゅっと閉じ込めた「芳香蒸留水」ができるのをご存じですか? 香りを楽しむだけでなく、毎日の暮らしにもいろいろ使えるのが魅力! 南阿蘇を拠点に活動する芳香療法家・菊池友来(ゆき)さんの新刊『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』(世界文化社)からご紹介します。第2回は、ハーブ蒸留の実践編です!

▼前回はコチラ▼

>>植物の香りが恋しくなるのは、休みたいサイン?「芳香蒸留水」で心地よく整える

はじめての蒸留——庭のローズマリーから始めてみよう

「蒸留を始めてみたいけれど、何から始めればいいの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

家庭用の蒸留器を使う方法もありますが、まずはご家庭にある鍋を使った「キッチン蒸留」がおすすめです。植物を刻み、お湯を沸かし、蒸留してみる。その時間を過ごすだけでも、蒸留の魅力を十分に感じることができます。

植物の様子や水の減り方、蒸留水が少しずつたまっていく様子を観察しやすいよう、透明なガラス鍋を使ってみるといいかもしれません。

例えば、庭やベランダでも育てている方の多いローズマリー。香りも豊かなので、はじめての蒸留にもぴったりの植物です。もちろん、ミントやゼラニウムなど、お庭にある身近なハーブをミックスしても楽しめます。

【手順】

・ローズマリーは収穫したばかりのフレッシュなものを使います。
・鍋の中央に耐熱ビーカーやコップ(できれば透明なもの)を置きます。
・ビーカーのまわりに細かく刻んだローズマリーを敷き詰めます。
・コップが浮かない程度まで水を注ぎます。
・丸みのある部分が下向きになるように、鍋蓋を逆さまにしてかぶせます。
・かぶせた蓋の上に氷をのせます。
・火にかけます。冷えた蓋で冷却された蒸気が水滴となり、蒸留水が少しずつコップの中にたまっていきます。

【注意点】

・鍋の大きさによって必要な水の量は異なります。空焚きにならないよう注意してください。
・氷はすぐに溶けてしまうため、様子を見ながら素早く交換してください。蒸気が逃げてしまうので、氷の交換は素早く行いましょう。蓋は高温になるので、必ずミトンを着用し、やけどには十分注意しましょう。
・蒸留水はたくさん採ろうとせず、まずは50~100mlほど採れたら十分です。
・採れた蒸留水は遮光瓶に入れ、冷蔵庫で保管し、1週間を目安に使い切りましょう。

化粧水としてはもちろん、さまざまなレシピにも活用できます。最初から上手に作ろうとしなくても大丈夫です。まずは「蒸留ってこんな時間なんだ」と、香りや空気の変化を楽しむことから始めてみてください。きっと植物との距離が、今より少し近く感じられるはずです。

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