記事ランキング マンガ 連載・特集

朝の指のこわばり・むくみがつらいときに。手外科医が教える「指マッサージ」と「グーパー運動」の基本

公開日

更新日

三戸 一晃

【グーパー運動】ダイナミックな手の動きで、むくみと関節に効く!

指全体のむくみと硬くなった関節の両方に対するアプローチです。 じゃんけんのグーの形とパーの形を交互につくりましょう。関節の柔軟性やダイナミックな動きによる循環促進などの効果があります。

とにかく大切なのは、グーをつくるときも、パーをつくるときも、ゆっくりおこなうことです。そもそも手がこわばっている人は、スムーズに曲げ伸ばしできないはずなので、勢いをつけてやりすぎるなどの無理をしないようにしましょう。

グーのときはしっかり指が握れているかどうか(横から見て曲げた指の間に隙間があいていないかどうか)、パーのときは真っすぐに指が伸びているかどうか、毎回チェックし、そのままできるだけグーのまま、パーのまま3秒間キープしてください。

グーの状態で隙間の有無を確認する場合は、親指側からと小指側からの両方から覗き込むとわかりやすいです。隙間が生じていたら、反対の手を使って隙間がなくなるまでゆっくりと時間をかけて押し込んであげましょう。隙間がなくなったら、それ以上力を入れる必要はありません。

勢いをつけたり、力を入れすぎたりすると、力が余って治療とは反対に手の中に怪我が生じる可能性があるので、じゅうぶんに気をつけましょう。

なお、親指は握りこまずに、人さし指の外側に沿うように曲げるか、ほかの指とは別に(ほかの指は伸ばした状態で)曲げるようにしてください。人さし指の手のひら側に入れてグーにすると、親指を痛めやすいのに加え、人さし指の訓練にならなくなってしまいます。

パーの状態で指が真っすぐに伸びているかどうかを確認する場合は、必ず横から見るようにしましょう。指が一直線になっていたらOKです。

このグーパー運動は、左右の手をバラバラにではなく、同時におこなって曲がり具合、伸び具合を見比べてみてください。

とにかく大切なのは、強度や回数よりも角度。グーパーそれぞれの形の際に、ちゃんと曲がっていること、そしてしっかり伸びていることを確認し、1回1回の運動を大事にしてください。

「グーパー運動」のやり方

1回3セット 1日3回

めいっぱいパーに開き、3秒間キープ

指の関節がしっかり曲がり、隙間がない状態までグーにして3秒間キープ

注意点

グーの状態のときに指に隙間ができる際は、逆の手でやさしく丸めるように曲げる

イラスト/髙栁浩太郎

▼あわせて読みたい▼

>>ペットボトルのふたが開けにくい…その手指不調、年齢のせいで片づけないで。原因と悪化しやすい習慣を解説 >>平均寿命と健康寿命はなぜ10年近く差がある?長い人・短い人を分ける6つの要因 >>腸の調子が落ちたら見直したい、日中〜夜の整え方5選:深呼吸・ウォーキング・入浴・リラックス・夕食時間

※この記事は『自力でできるヘバーデン結節のリセット法』三戸一晃著(アスコム刊)の内容をウェブ記事用に再構成したものです。

自力でできるヘバーデン結節のリセット法

三戸一晃著
アスコム刊

「へバーデン結節」「ブシャール結節」「母指CM関節症」「手根管症候群」「腱鞘炎」「ばね指」……病院で治らない、つらい痛みが消えるメソッドで手指の痛み、不調を解決! 手外科の名医が、最新医学にもとづいた、自力でできる1分メソッドを紹介します。

※詳細は以下のボタンより

秋のお出かけにこのリュックがおすすめ!

秋のお出かけにこのリュックがおすすめ!PR

詳細はこちら
画面トップへ移動