60才にして人生初のひとり暮らし。Mimiさんの「見栄より快適さを重視した部屋づくり」
暮らしの工夫と日々の心がけ
ひとり暮らしの支えは自分自身。
体も心も元気でいるために日々できることを淡々とおこないます。
困りごとが解決したらノートに記しておく
一昨年の夏、エアコンのスイッチが入らずメーカーに確認したら「新しく電池を入れる際は数回カラの状態でスイッチを押してから入れ替えてください」と教えてもらいました。それにもかかわらず、すっかり対処法を忘れてしまっていた私は、昨年また同じことを問い合わせるハメに。自分の記憶力を過信せず、ノートに委ねる。そうすると気持ちも楽になりました。
TO DO リストで小さな達成感を得る
「困りごとノート」と同じように、もの忘れによるやるべきことの抜けや漏れを防ぐため
にTO DOリストを作るようになりました。書き出しているのは「今日やること」と「近々のうちにやること」。「今日」のリストのほうには買い物に行くとか床掃除をするとか、細々と書くようにしたら、どんどんリストを消化できるので、暮らしの中で達成感を得られるようになりました。
「老いてこそデジタル」の心意気で今後の暮らしを快適に
コロナ禍によるリモートワークをきっかけにiPadを購入し、日常でも使いこなせるようになりました。今後ますますデジタル化が進む世の中で、いつまでもデジタルが苦手とは言っていられません。自分が快適に暮らしていくための勉強は必要不可欠だと思っています。スマートウォッチ、スマートフォン、iPad は私の三種の神器。
スマートウォッチを相棒に気軽に体を動かす習慣を
私が選んだ「ファーウェイ」のスマートウォッチは、歩数や心拍数、活動量の表示のほか、1 時間動いていないと振動する機能つき。テレビを見ていてブルッとしたら、好機ととらえて、ストレッチやダッシュなど体を動かすようにしています。
健康のため、食材の管理をきちんと行う
調味料を使いきれないことがあるので、開封した日づけをテープに書いて蓋に貼るようにしています。テープは冷蔵庫に貼りつけられるホルダーに入れておけば便利。また、買い置きも忘れがちなのでボードにメモを。ちなみに豚バラは大量パックを買い、炒め物用に5枚、お好み焼き用に2 枚など、枚数を違えてラップで包んで保存しています。
※この記事は『60代からの小さくて自由な暮らし』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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60代からの小さくて自由な暮らし
主婦の友社刊
60代からは、小さくても自由に暮らしたい。自分の“今”を充実させるヒント集。
人生100年時代。年齢を重ねると、体力も気力も、お財布の中だって寂しくなったりするけれど、いつまでも自分らしく暮らしたい。
そこで、日々を自分らしく快適に過ごしている60代、70代の女性たちに、住まい、食事、健康、家計管理、おしゃれ、趣味など、暮らしのコツをお聞きしました。
過去の自分や、世間一般の“こうあるべき”という規範から自由になって、人との比較、人の目を気にせず、自分軸で暮らしと向き合う姿はとても魅力的。“今”を慈しんで暮らすヒントがきっと見つかります。
合わせて、いまシニア女性の中でも注目のユーチューブ、ツイッター、インスタグラムなどのSNSの使い方や楽しみ方、暮らしを支えるお金の知恵をご紹介します。