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50代からでも老後の2000万円は貯められる!?中道あんさんの不動産投資とNISA活用術とは?

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中道あん

人生100年時代というなら、50代はまだ半ばですね。忙しい毎日を過ごしている50代のみなさんは、5年後、10年後が見えていますか? わかっていることは、のんびり隠居なんて夢物語ということ。それなら不安を抱えたままにしないで、何かできることをしたい! トップブロガー中道あんさんが、貯蓄と投資について考えます。

▼中道あんさん流お金の働かせ方▼
「老後のお金がありません」とならないために…60代が考える10年ライフプラン 中道あんさん流

お金から自由になる一歩は、貯蓄する習慣をつけること

古家一戸建ての不動産投資を始めて1年になります。私が、株などの投資を始めた理由は自分が働くのには限界がある。例えば、会社員なら定年がありいずれリタイアが訪れますし、定年のない個人事業主は自分が働き続けなければ稼げません。両方とも自分が資本になってきます。「お金」のために自分の時間も体も使っていては、本当の意味で「お金」から自由にはなりません。

そして稼げば稼ぐほど「支出」も多くなります。いわばラットレースになると感じていたのです。稼いだ分をブランド品などに浪費して、税金が払えなくなった起業家さんを幾人か知っています。銀行から借金して税金を払う。お金の使い方を誤ってしまうといくら稼いでもお金に縛られたようになります。

なので、売り上げの何割かでNISAや個別株投資をはじめました。自分だけではなく「お金にも働いてもらう」。

そして2年後、たまたま不動産営業マンとの世間話から、縁あって古家一戸建住宅をキャッシュで購入できたのです。その時資金の一部にしたのが、会社員時代に積み立てていた個人年金の契約者貸し付けでした。49歳から月に3万3000円を10年間貯めていて満期になる少し手前でした。このお金がなかったら、不動産は買えませんでした。

投資するにもまとまったお金がなければ始まりません。だからお金から自由になるはじめの一歩は、まず貯蓄する習慣をつけることです。すると、いい話が来たときに瞬時に掴めるからです。この物件の表面利回り「(年間の家賃収入÷物件価格)×100」は12.14%です。銀行の定期預金の金利は0.002%しかなく、約6000倍。ほんとうに銀行に預けておくのは無駄でしかありません。

おかげで、私が稼ぐ以外に、パート主婦だった頃の年収と同じくらい、この古家一戸建ては稼いでくれました。つまり相手はいませんが2馬力ともいえます。このまま順当にいけば、約8年後には家賃収入で購入資金は回収され、その分の現金と家が残ります。

とはいえ、築年数が増えると修繕のリスクは高くなり、経費が必要にもなってきますし、借主さんが退去してしまえば、収入は途絶えます。リスクのない投資はありませんし、低リスクであれば、高いリターンもありません。リスクを背負いたくない人は、半径1メートルの世界、簡単に手が届くもの以外は持てない現実で生きていくことになるでしょう。

長期投資をして複利で増やす

先ほど、貯蓄の重要性をお伝えしましたが、それは借金が「怖い」からです。わが家の家訓「安易に借金すべからず」です。なので、まとまった投資資金を貯めるには人より稼ぐか、長期投資して複利で増やす。例えば300万を年6%で運用すると約12年で投資金が2倍の600万円なります。この計算は複利効果でお金が2倍になるまでの期間が分かる「72の法則」と呼ばれるものです。「72の法則」の公式は72÷金利(%)≒2倍になる期間です。50歳で1000万円を7%で運用すれば10年後には2000万円になっている計算です。これなら老後2000万円問題は解決しそう……数字上ですが。

私は、毎月3.3万円を年金積立して10年で400万円ほど貯めました。安月給で子どもの教育費にもお金を投入していたので、その金額がギリギリでした。3,000円くらいなら、楽勝に貯められたのですがそれでは、1年で3.6万円に。10年でわずか36万円にしかなりません。

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