私らしく生きる 50代からの大人世代へ

記事ランキング マンガ 連載・特集

61歳【はじめてのひとり暮らしの生活費】中道あんさん流 

公開日

更新日

中道あん

人生100年時代というなら、50代はまだ半ば。忙しい毎日を過ごしているみなさんは、5年後、10年後が見えていますか? わかっていることは、のんびり隠居なんて夢物語ということ。それなら不安を抱えたままにしないで、何かできることをしたい! 今回は、トップブロガー中道あんさんがひとり暮らしを始めて見直した“スマホとの関係”について。

▼前回はこちら▼

中道あんさん流【60代のひとり暮らし】スマホとの関係性を見直してみた

水道光熱費を比較してみると

ひとり暮らしを始めて1カ月が経過しました。すこぶる快適な暮らし。

これまで大人3人で暮らしていて、その生活費が1人分になれば1/3までに減るのだろうか。実際はどうなるんだろう?と興味津々。さて、ポストに公共料金の請求書が届きはじめたのをきっかけに1月の生活費を計算してみました。

まず、光熱費ですが、ガスの契約時に電気もまとめて契約しています。
ガス料金、27日間で7,602円
電気料金、28日間で9,162円
水道料金、36日間で3,811円

合計 20,575円でした。

木造2階建て家族3人の水道高熱費は
ガス料金29,784 円
電気料金 6,593 円
水道料金 7,624 円

合計 44,001円

半分になっています。けれど、比較してみると、ガス料金に比べ、電気料金が1.4倍にまで上がっています。これは、電力自由化で契約していた電力会社のプランが良かったんだと思い、いい発見ができました。

試しにAIに質問してみると、総務省統計局の調査では、ひとり暮らしにおける2024年(1月から3月)の電気代は1カ月あたり平均7,150円だそう。

わが家は、ペットを飼っているので寝るとき以外は、エアコンをフル稼働しています。お風呂とガスレンジの換気扇は24時間稼働。時々、浴室乾燥機を3時間使って洗濯ものを乾燥させたりしているのでそのせいでしょう。珍しがって使っていたので、ここは改善していこうと思います。

前の家の習慣からか、犬にガスストーブをつけて欲しいとせがまれるので、ガス代が平均より高くてもしかたありません。洗濯は、2日に1回のつもりでしたが実際は週に5回くらいです。浴室は十分な広さがあり、浴槽も小さくはありません。お風呂のお湯は毎日交換しています。

さまざまなものの価格が高騰しているので、目に見えないもので節約するとなると、水道光熱費が一番に思い浮かびます。「お風呂のお湯の交換を2日に1回にして、水道代を節約しようか…」と考えることもありますが、追い炊きのガス代を考えるとどっちがいいのでしょうか。詳しい人がいたら教えて欲しいくらいです。

ひとり暮らしの食費は

私は、食いしん坊なので生活費の中で食費の占める割合は大きいです。自分で会社をやっているので、カフェで仕事する場合のお茶代は経費となります。税理士さんと相談して、経費になるもの、ならないものの仕訳もはっきりと区別しています。そのため、仕事とプライベートでクレジットカードを使い分けているので、生活費にどれだけ使っているかは案外簡単に分かるようになっています。

1月のクレジット明細から算出してみると、食費(外食費含まず)と日用品で53,146円でした。スーパーで欲望のまま買い物かごに入れていたら、こうなりました。総務省統計局が実施した「家計調査家計支出編 単身世帯」2023年の60~64歳のひとり暮らし食費は平均で43,997円(外食費含む)だそう。

食費とは別に家族そろっての外食2回で29,900円。これはもはや交際費ではないかと思います。今後は、会う機会も減っていくでしょうから、減る予想です。

PICK UP 編集部ピックアップ