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72歳・紫苑さんの安くて体にいい自炊生活。60歳から始めた節約生活が、新しい世界を開くきっかけに

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ゆうゆうtime編集部

料理/ 食事

節約がきっかけで始めた安くて体にいい自炊生活は心身にも生活にも大きな変化をもたらしてくれました。料理は元気でいるための脳活でもあるのだと実感。

1 ひとり暮らしは、自分が喜ぶ料理を楽しめばいい

「家族がいないと料理をする気が起きない」という声を聞きますが、私の場合、子どもが独立してからのほうが、気楽に料理に向き合えるようになりました。それに、ひとり暮らしこそ健康な体が資本。自炊は節約のためだけでなく、自分のために欠かせない行為ではないでしょうか。そのためには旬の食材が欠かせません。新鮮な食材は焼いたり、煮たりとシンプルに調理するだけでおいしいですから。しかも旬の食材はお買い得。100 円前後で売られている旬の食材と肉や魚、卵などのたんぱく質を使って、自分の口、体調に合う滋味ごはんを楽しんでいます。

2 D I Y でキッチンを自分好みに

入居時はごく普通の白いキッチンでしたが、殺風景で寂しい感じがしたのでシンク下の収納扉に100 円ショップのウォールシートを貼ってみたらカントリー調の愛らしいキッチンに! 壁にもブルー系のタイルやシートをパッチワークのように貼って自分好みに。たったこれだけのことですが、キッチンが好きな場所になると、料理がより楽しくなります。

3 イワシと鶏むね肉を食材の定番に

節約を始めた当初、ただ安いからと食材を買って、うまく保存できずに廃棄する羽目になった経験から、数字にとらわれるのではなく、栄養があって、おいしく食べきれる食材は何だろうということを念頭に買い物をするようになりました。野菜は旬のものを買うとして、献立のメインとなるたんぱく質をどうするかを考えた結果、イワシと鶏むね肉が定番に。どちらも塩麹につけておけば保存ができ、うまみもアップ。和洋中と何にでもアレンジ可能なところも気に入っています。今日はイワシのゴマ焼きと鶏むね肉のパン粉焼きを。

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