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【大奥】和宮(岸井ゆきの)の意味深な笑みの真実はいかに。原作再現度の高さに注目が集まる

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田幸和歌子

表では皆の知るところであり、知らないのは大奥だけ。家定の死を夫である自分が知らないわけがないと憤る胤篤だが、取り乱すであろう将軍の死は時を置いて知らせるというしきたりがあるという。

「さように悲しゅうございますか。太子様がお隠れあそばしたより、徳川の女が死んだことが!」

そう責め立てられつつ、上様に毒を盛ったのは薩摩かと怒りを抑えきれない様子の胤篤。

次に胤篤は、家定の最期を看取ったという直弼が毒を盛ったのではと考え、呼びつける。

家定は、女性の力を活かすのが勝ち目だと考えていた。諸外国は強いがどこも男社会。日の本は小さい国だが、身分、男女の区別なく人材を登用すれば力も倍になると、正弘から受け継いだ夢を語り、胤篤も表に出るべきだと言っていた。

幸せじゃ、今この時がこの上なく。家定は幸せを噛み締めていた。

胤篤は家定を看取ったという直弼を呼び付ける。しかし直弼はこう反論する。

「例え目の上のコブであろうと、主は主。主君を害することなど断じてございませぬ」
きっぱり断言する直弼の目に揺るぎはなかった。

その後、福子姫が新たな将軍・家茂となる。家定や正弘が望んだ、身分も男女の区別もない、小さいけれど強い国。そうした国を作るべく、家茂は朝廷から御台所を迎えることに。

ラストシーンでは、家茂が迎えた御台所・和宮(岸井ゆきの)が女だったことが発覚。

SNS上では、「原作再現度が高いこのドラマでも、特に再現度が高い岸井ゆきのさん」などと、和宮役の岸井ゆきのの“原作再現力”についての声が多く見られた。和宮が見せる、その意味深な笑みの真意はいかに。

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