【健康的にやせるコツ】リバウンドしない食べ方とは? 管理栄養士監修【ダイエット中の食事】
食事の仕方に気をつけているのに、なかなか減らない体重……。それは食べ方が間違っているのかもしれません。太らない食べ方、食べ物、ダイエット法を管理栄養士の菊池真由子さんに教えていただきました。
※食事療法中の方は、医師の指導に従ってください。
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太りにくい食生活の基本は「1日3食」
「50代、60代になると活動量が減り基礎代謝も落ちます。更年期以降は女性ホルモンの減少で脂肪が分解されにくくなり、太りやすくやせにくくなるのです」と菊池真由子さん。
これまでと同じだけ食べていれば、余分なカロリーが体脂肪として蓄積されてしまうのだ。
「カロリーばかりにこだわるのはよくありませんが、50歳から69歳の女性の1日に必要なカロリーは1650キロカロリー、70歳以上は1500キロカロリーであることは、知っておいてほしいと思います」
太りにくい食生活の基本は、まず、1日3食、きちんととること。
「3食きちんと食べると体に食欲のリズムがつき、他の時間に食べたいと思わなくなります。特に朝ご飯は一日の食欲のリズムを整えるので必ず食べましょう。休日は寝坊をしてブランチと夕食の2食、という人もいますが、おやつを食べたり夕食を食べすぎたりになりがち。寝る前におなかがいっぱいだと熟睡できず、脂肪が分解されません」
食欲のリズムを整え、ストレスのない食生活を
食事の内容も大事だ。
「糖質を多く含む炭水化物はたんぱく質やビタミンB群と一緒にとることで、食後にカロリーを効率よく燃焼させることができます。ご飯やパンだけでなく肉や魚、卵などのたんぱく質や野菜を組み合わせることが大切です」
ランチ会などで食べすぎたときは、どうすればいいのだろう?
「食べすぎたり飲みすぎたりしたときは、翌日から3日間はいつもの8割くらいの食事量にして調節するのがおすすめです。たまの楽しい食事会や飲み会をがまんする必要はありません。がまんはストレスのもと。ストレスがたまると食欲を増すホルモンが分泌され、食欲のコントロールができなくなりドカ食いに走ってしまうことも。ストレスのない食生活も太らないポイントです」