アン ミカさん「同じ境遇の方に頼りすぎてしまっていた」過去の孤独だった時代を告白
「孤独」に負けないためにアン ミカさんから5つのメッセージ
人の時間をもらうことは「命」をもらうこと
どんなに仲よくなっても、人に時間をもらうときは「いただく」という気持ちで。友達にも「頼りたくなるときがあったら、私もあなたの時間=命を自分勝手に使わないように心がけるから、お互いそうしよう」と話しています。
「孤独」と「ひとり」を上手に使い分け
ひとり時間ばかり大切にしていると、「ミカちゃんはひとりが好きだもんね」と、誘われなくなってしまいます。ひとり時間を静かに楽しみながら、人づき合いの時間もバランスよくもつ。それが孤独にならないおひとりさま上手のコツ。
自分で自分を励まして、 自分で自分を好きになる
海外生活をしていた20代の頃、寂しさを誰かに埋めてもらおうと思ってはいけないと学びました。自分のいちばんの親友は自分自身。だから自分で自分を励ましながら、自分をもっと好きになれるように、今も日々練習中です。
自分のチャームポイントを好きになる
私は口が大きいことと出っ歯がコンプレックスでしたが、今では自分の個性でチャームポイントだと思っています。そんなふうに自分のコンプレックスもチャームポイントとして愛していけば、自己評価も上がると思いますよ。
「未来」を変えるためには「今」を嘆かない
過去は変えられない、でも未来は変えられる。未来をプラスに変えるためには「今どうするか」です。孤独が心配なら、そうならないために今できることをやるのみ。私も未来の自分のために今を充実させたいと思っています。
アン ミカさんの本
『スパゲッティになりたいラーメン じぶんをすきになるえほん』
作:キーラ・ライトルイズ
絵:クラウディア・ラム
訳:アン ミカ
KADOKAWA/1870円
アン ミカさんが初翻訳を手がけた、自己肯定感を育てるユーモア絵本。人との違いを認め、自分を好きになるストーリーに大人も心打たれるはず。
『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』
講談社/1650円
大人気の日めくりカレンダーに最新版が登場! アン ミカさんが人生で救われた言葉や日常の中で得た気づきなど、ポジティブなメッセージが満載。
※この記事は「ゆうゆう」2024年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/本木頼子
★あわせて読みたい★
ゆうゆう2024年8月号
特集は…「孤独」にならない生き方のコツ。長い人生の最後に待ち受ける「孤独」の不安に、私たちはどう立ち向かえばいいのでしょう。
研ナオコさんは「寂しさは生きている限りつきまとうが、それは孤独とは違う」といいます。アンミカさんの「一生つき合う親友は自分自身。幸せも、孤独も、自分の心が決めるんです」という言葉も、私たちを励ましてくれます。
心の専門家である医師、保坂隆先生には、孤独がつらい人への処方箋を、鹿島しのぶさんには「また会いたい」と思わせるおつき合いのコツをお伺いしました。
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