【防災のプロがアドバイス】災害から命を守るのに役立つウェブサイト&アプリ6選
スマホを使える人になろう!
現代の防災は情報の有無が生死を分けるといっても過言ではない。ここで紹介するサイトを利用して、いざというときに役立てよう。アプリは事前にダウンロードをして。
今すぐチェックしたいWebサイト
重ねるハザードマップ
洪水、土砂災害、高潮など水害リスクがわかる
https://disaportal.gsi.go.jp/
国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」には、全国の自然災害リスクを調べるための「重ねるハザードマップ」がある。住所を入力すれば洪水、土砂災害、高潮、津波などのリスク情報が表示される。
地震10秒診断
30年以内に起きる地震の予測が表示される
https://nied-weblabo.bosai.go.jp/10sec-sim/
住所を入れる(もしくは「現在地で診断!」する」)と、「30年以内に起こりうる震度5弱~7の地震の確率」や、その場合の電気、ガス、水道などライフラインが止まる日数の目安、家屋の全壊確率などが表示される。
パーソナル防災サービス pasobo(パソボ)
用意しておきたい防災グッズも教えてくれる
https://pasobo.jp/
家族構成や住所、ライフスタイルなどの質問に回答すると、世帯環境による災害のリスクなどが表示される。さらにこのサイトでは、用意すべき防災グッズの提案もあり、そのまま注文・購入することも可能。
「そのとき役に立つ」アプリ
Yahoo!防災速報
さまざまな災害情報をプッシュ通知で表示
無料アプリをダウンロードし、「現在地連動通知機能」を設定すると、現在いる場所の災害情報が送られてくる。避難情報、地震情報、豪雨や津波の予報など多岐にわたる。プッシュ通知(スマホの画面上に表示される通知)で表示されるので気づきやすい。
ウェザーニュース
最新テクノロジーを駆使した気象予報を得られる
登録したエリアの天気予報はもちろん、雲の動きがはっきりわかる雨雲レーダーや、最新の台風情報、ゲリラ豪雨や大雪などの発生も知らせてくれる。最新テクノロジーで解析しており、予報の精度が高いと評判。無料アプリもあるが、有料メニューはさらに役立つ。
特務機関NERV(ネルフ)防災
気象庁と連動。災害情報がスピーディーに届く
気象庁が提供する気象情報と連動している無料アプリ。緊急地震速報はもちろん、津波、噴火、洪水、土砂災害などの情報を、利用者に最適な形でスピーディーに配信する。色覚特性や視覚過敏などに合わせて画面の色や表示を調整することができる。
みたチョ
GPSで現在地を確認! 最寄りの避難場所がわかる
「みたチョ=見た町」という名前どおり、町をさまざまな角度から見て、災害時に近くの避難所まで誘導してくれるアプリ。インターネット回線は不要で、ネット環境が悪くてもGPSで現在地を確認し、アプリに反映されている避難所情報に誘導してくれる。
コラム① 地震保険は必要ですか?
「地震保険には入ってくださいね」と、辻さん。地震保険とは、地震や噴火、津波によって建物や家財が損害を受けたときに保険金が支払われるもの。単独では契約できず、火災保険とセットで契約することになっている。自分の家の火災保険に地震保険が付帯しているかを確認して、していなければすぐに加入したい。
コラム② 災害時にのみ利用できる無料Wi-Fi「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)
災害時に起きがちな大規模な通信障害。それに対応するためにドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯キャリアが垣根を超えて提供する、災害時の無料Wi-Fi。パスワード入力やメールアドレス登録は不要、利用時間や回数の制限もない。スマホの設定画面でWi-Fiをオンにして、「00000JAPAN」を選択すれば使える。
※情報は2024年6月現在のものです。
※この記事は「ゆうゆう」2024年9月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/神 素子 イラスト/いしいゆき(クリートワークス)
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特集は「折れない」心と体の育て方です。まだまだ続きそうな猛暑。厳しい暑さに、体ばかりでなく心まで折れそうになっていませんか? 体と心はつながっています。ちょっとした気持ちのリセットや体へのアプローチ、食事の見直しで、心を引き上げ、体を鍛える。素敵な方々にそのコツを教わりました。デビュー50周年を迎えた女優の前田美波里さんや、「おくさまは18歳」で大ブレークし、国民的アイドルとなった岡崎友紀さん(歌手、俳優)、ほかにも、人気料理家の藤井恵さんには「折れない」体を作る大豆レシピ、整形外科医師の中村格子さんには「かんたん体操&ストレッチ」、メンタルアップマネージャ®️の大野萌子さんには「夏の気分の落ち込み対策」をお伺いしました。
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