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【ガーデニング】コンパクトにも、つる性にもなる優美なバラ。真夏のバラ栽培はハダニに注意!

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吉原美奈子

葉が乾いて色が抜け、葉脈だけになったらハダニの被害

8月に入り、高温と乾燥が続くと多くのバラは生育をとめてしまいます。花が咲いても小さく、形も完璧ではないものが多いので、外弁が開いてきたら早めに切って涼しい室内に飾って楽しむほうが株への負担も少なく、おすすめです。

気温30度を超える晴天では、うどん粉病や黒点病の発生はぐんと少なくなります。かわってハダニが発生し、葉の葉脈に沿って表面が白っぽくかすれ、葉の裏にクモの巣のような白い糸が密集してつくこともあります。特に日当たりのよいベランダの鉢栽培では被害が多発します。放置しておくとカサカサになって落葉し、秋バラがきれいに咲きません。

葉裏をよく観察して、被害に合った葉は摘みとります。また、ダニは水に弱いのでホースの先を手で押しつぶしながら勢いよく葉裏に水をかけるのも効果的。1日3回ほど1日おきに行ってみてください。それでも被害が広がるようであれば、ダニトロンなどのハダニ専用薬剤で駆除します。

丸く赤い蕾が開くと純黄色のバラに。開く前も、開いても、わくわくするのがバラ育ての楽しみ。

※2023年8月5日に配信した記事を再編集しています。

▼▼夏のバラのお手入れは?▼▼

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