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【ガーデニング】秋空に映える多年草【8選】植えっぱなしで来年も咲かせる!

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光武俊子

初夏から晩秋まで咲き続ける【オミナエシ】

開花期:6~10月
草丈:80~120㎝

最近は夏の暑さに強い多年草として注目されていますが、本来は「秋の七草」に数えられる多年草。日本原産種です。日当たりのよい場所では茎がしっかりして黄色の小花を群れ咲かせ、花後も萼片が残って長く楽しめます。花壇の後方に群生させると、すっきりした背景となります。

手前はワレモコウ

日本だけに自生するユニークな花【ホトトギス】

開花期:8~9月
草丈:30~80㎝

日本の太平洋側の湿った斜面などに自生しています。弓なりに伸びた茎の葉のつけ根に1輪ずつ花を咲かせるスタイルも独特なら、無数の斑点がある花弁や花のつくりもユニーク。強光で葉焼けするため半日陰が適し、草盆栽などにもよく利用される風情ある花です。

人気の蝶アサギマダラを呼び寄せる【フジバカマ(ユーパトリウム)】

開花期:8~10月
草丈:50~120㎝

東アジア原産で日本では本州以西に自生。湿り気のある草原や林の中に咲き、地下茎でよくふえます。近年は多彩な園芸品種が学名のユーパトリウムで流通。秋には北海道から九州などへ「渡る」蝶として知られるアサギマダラが好むことから、蝶を呼ぶために植える方も多いです。

蜜を吸うアサギマダラ

ふわりと風に揺れる優美な花【シュウメイギク】

開花期:8~11月
草丈:40~120㎝

原産地は中国で京都の貴船で野生化したキブネギクの仲間です。ピンクや白の花弁に見える萼片が愛らしく目を引く花で、長く伸びた茎先に揺れる姿に人気があります。冬でも葉が枯れずに残る多年草で、太い根がよく伸びて大株になるため、鉢植えは植え替えが必要です。

バラエティーに富む秋の花の魅力に触れたい

温暖化の影響で秋は足早に過ぎますし、すぐにパンジーやビオラ、球根の植えつけ時期になってしまいます。でも、この時期を彩る草花は意外なほどバラエティー豊か! せっかく季節に咲く花を楽しまないのはもったいないと思いませんか。

夏の暑さで傷んだ植物は早めに片づけて、秋のガーデニングモードに入りましょう。一度植えつけたら、厳しい暑さを乗り越えて来年も咲いてくれる花々です。

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