【秋のガーデニング】小花がいっぱいに咲く「宿根アスター」(多年草)とは?
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光武俊子
日当たりよい場所に植えつければ手間なし
先日、東京有明の駅前コンコースにある大型花壇で、見事に咲き誇る宿根アスターを見かけました。太陽が照りつけ、ビル風も強く当たる場所で、グラスやオミナエシなどと咲き誇るさまに圧倒されました。
宿根アスターは日当たりよく水はけのよい場所に植えると、根をよく伸ばして大株に育ちます。過湿にすると根腐れしやすいので、鉢植えの水やりも表土が乾いてから少し間をおいてたっぷり与えましょう。肥料などはほとんど必要ありません。
冬は地上部が枯れますが、春先に新芽を出します。茎が倒れやすいので、5~6月に株を半分ほどに切り戻し、コンパクトで茎数多くすると、花もたくさん咲きます。また、花壇の後方に植えつけ、柵などでゆるく支えてもよいでしょう。
近年はユウゼンギクやネバリノギクなどは、シンフィオトリクム属と分類が変更されていますが、店頭では今でも宿根アスターとして扱われています。秋を彩る多彩な花々を見かけたら、手に取ってみませんか。
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