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【ガーデニング】5月のバラ庭を夢見て、冬のうちに、さあ苗を植えよう!

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吉原美奈子

植え穴はなるべく大きく掘ろう

購入した大苗はなるべく早く、庭に植えましょう。庭で一番よく日の当たる、風通しのよい場所を探したら、スコップで幅、深さが少なくとも40㎝以上の穴を掘ります。ここに骨粉、油かす各300g、完熟たい肥(腐葉土、乾燥牛ふんなど)バケツ1/2杯を入れ、シャベルで穴の土を削るようにしながら肥料類を混ぜ合わせます。

骨粉と油かすを用意するのが大変な場合は、バラ専用肥料や骨粉入りの油かすを使用しても構いません。分量は袋の表記に従います。

穴の周囲に掘り上げた土にもバケツ1/2のたい肥を混ぜ込みます。これを半分ほど穴に戻したら、苗の根を広げて中央に置きます。苗の接ぎ木の部分に貼ってあるテープはあらかじめはがしておきますが、この接ぎ目の部分が軽く土の中に埋まるくらいの高さになるように植えます。苗が沈むようであれば掘り上げた土を下に敷いて高さを調整してください。

‘アスピリンローズ’は有名な鎮痛剤の名を冠している通り、とても丈夫で初心者にも安心して育てられるバラです。淡いピンクで‘ピエールドゥロンサール’などの華やかなバラとの相性もバッチリ。

最後に掘り上げた土を穴に戻して手で土を押さえ、土が沈んだらさらに土を戻します。苗の周囲30㎝ほどの所に堤防のようにぐるりと土を盛り上げて水鉢を作り、バケツ1杯以上の水を与えて植え付けは終了です。品種名のラベルも必ずつけておきましょう。

※次回は大苗を鉢に植える方法を説明します。

※2023年12月2日に配信した記事を再編集しています。

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