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スーパーや登山にも!?【着物の楽しみ方】苦しくない着つけで、着物がまるで普段着のよう!

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ゆうゆう編集部

着物に憧れながらも、着付けが難しい、お金がかかる、ルールが厳しそう……と及び腰になっている人も多いのでは。先入観にとらわれず、自由に着物を楽しむ方々にお話を伺いました。今回はゆうゆうモデルの鶴田晴美さんと、「きものぷらねっと」主宰の黒石直子さんです。

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ワイン柄の半幅帯をカジュアルな蝶結びに。

お話を伺ったのは
鶴田晴美さん ゆうゆうモデル

つるた・はるみ●1956年生まれ。ゆうゆうモデル。
23歳で結婚し、1男1女を育てる。
九星気学やマヤ暦を用いたオリジナルの運勢鑑定を行う占い師「西喜なつ」としても活躍。
月に一度、インターネットTV&RADIO放送「自由が丘FMTV」でラジオDJにも挑戦している。

実は帯を折りたたんで帯締めを結んだだけ。

お話を伺ったのは
黒石直子さん「きものぷらねっと」主宰

くろいし・なおこ●一級着付け技能士、美容師。
2011年頃から出張着付け師として活動。
「その人の体に合った着付け」が評判を呼び、「着付けを教えてほしい」という声に応え、「きものぷらねっと」を開設し、マンツーマンの着付けレッスンを行う。
https://www.kimonopla.net/

着物が「特別な装い」ではなくなった

「この帯、モダンで素敵ね」「この着物には、こっちの柄のほうが合うかもしれない」

着物や帯を前に、あれこれおしゃべりに花が咲く。ここは東京都大田区にある「きものぷらねっと」(通称きもぷら)。教わっているのは、ゆうゆうモデルの鶴田晴美さんだ。もう4年、ここに通っている。

「着付けのレッスンはもちろん、くうさんとのおしゃべりが楽しみなの」と笑う。「くうさん」とは、講師の黒石直子さんのニックネーム。教室というよりも、着物好きの仲間が集うサロンという自由な雰囲気だ。

鶴田さんは20代の頃に茶道を習っていたので、着物を着ることはできていたそうだ。

「しばらく着ないと自信がなくなりますよね。でも、もう一回、高いお金を払って一から習うのかと思うと面倒で(笑)」

そんなときに出合ったのが「きもぷら」だった。鶴田さんが驚いたのは、黒石さんの着付け方法だ。

「一般的な着付けは多くの小物を使うし、タオルなどで体を補正したりしますよね。くうさんは違うんです。小物は最低限。体を着物に合わせるのではなく、着物を体に合わせる。だから着ていて苦しくないんです」

黒石さんは「余計な我慢をしないで、着物を楽しんでほしい」と考えている。

「私にとって着物は普段着。着物でスーパーへ買い物に行くし、自転車に乗るし、登山もできます(笑)」

鶴田さんもきもぷらに通ううちに、着物が特別な装いではなくなったそうだ。

「今日は何を着ようか、という選択肢の中に着物があります。仕事(占い)のときも必ず着物。お客さまに喜んでいただけるし、オンとオフの切り替えにもなります」

きれいな色が派手に見えないのも着物の魅力。「白の帯も上品ね」と黒石さん。

黒石さんの帯の結び方は苦しくない。体に合わせるように結ぶ。

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