闇バイト強盗や詐欺被害…【シニアのひとり暮らし】の守り方の鉄則「うちは大丈夫」の落とし穴は?
【チェック】玄関先につけられたマーキングに注意を
家の表札やポスト、ガスメーターなどに数字や記号、マークなどが小さく書かれていないだろうか? それは犯罪者や悪徳訪問販売業者によるマーキングの可能性がある。
「下見をして狙いを定めた家に目印をつけておくのです。たとえば『WS1019〇』とあったら、『W(女性)でS(シングル)、10時から19時は不在で侵入可能』という意味のサインかも。もし、何か不審なメモやシールを見つけたら、消さずにまず写真を撮りましょう。その後、警察に連絡し、指示に従って消すようにしてください」
犯罪被害に遭わないための【防犯心得15カ条】
❶「自分だけは大丈夫」と過信しない
❷今まで大丈夫だったは通用しない
❸常に「鍵をかけた生活」を習慣化する
❹インターホンが鳴っても玄関をすぐに開けない
❺置き鍵はしない
❻家族以外は家に入れない
❼不審な電話はすぐに切る
❽人にお金・カードを渡さない
❾大金を自宅に置かない
❿「自分はターゲット」だと警戒する
⓫スマホは常に携帯する
⓬家族や友人とは日頃から連絡を取り合う
⓭SNSに「今」の情報を投稿しない
⓮最新の犯罪・詐欺事件の情報をチェックする
⓯いざというときはすぐに通報する
※『シニアの命と財産を守る 実家の防犯 110のコツ』(ナツメ社)より

シニアの命と財産を守る実家の防犯 110のコツ
梅本正行、桜井礼子/監修
ナツメ社 1320円
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※この記事は「ゆうゆう」2025年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
取材・文/神 素子
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