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【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!

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光武俊子

「バラを育てるのは難しいんでしょう?」。そう思っている方が、残念ながら多いようですが、バラは意外なほど丈夫で育てやすい植物。草花ではなくて木本

木本とは、幹が木のように固くなり、毎年生長を続ける植物のことです。

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(もくほん)だから、めったなことでは枯れません。品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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の選び方、管理のコツをおさえて、たくさん花を咲かせましょう。

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初めてのバラ選びはイメージから始まる

華やかで存在感のあるバラは「花の王様」と呼ばれます。ガーデニングファンなら一度は育ててみたい花でしょう。けれども、あまりに種類が多くてどれを選んでよいかわからないという声をよく聞きます。

そんなときは、まず自分が育ててみたいバラのイメージを思い描いてみましょう。育てたいのは壁面を伝う「つるバラ」? 鉢植えでコンパクトに咲かせる「ミニバラ」? 庭でボリュームある株に育てる「木立性バラ」でしょうか? つる性と木立性の中間的な「半つる性のバラ」もあります。イメージにあうバラの樹形を覚えておきましょう

つる性/クライミング

自立しない2m以上伸びる枝をフェンスなどに誘引

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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する。一季咲き

一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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が多く、おもに庭植え。

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像2)

つる性アンジェラ

ミニバラ

樹高30㎝くらいまでのコンパクトな樹形。花も小型だが、四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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性の品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が多くて、ベランダなどで楽しみやすい。

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像3)

ミニバラ

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像4)

ミニバラのグリーンアイス

木立性/ブッシュ

支柱がなくても自立する樹形。鉢でも庭でも育てられる。

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像5)

木立性

半つる性/シュラブ

木立性よりしなやかな枝が1~2m伸びる。オベリスク

オベリスクとは、園芸用の支柱の一種で、円柱状や四角柱状の塔のような形をしたものです。おもにバラやクレマチスなどのつる植物を誘引し、美しく仕立てるために使用されます。オベリスクを利用することで、植物を立体的に見せることができ、庭やベランダのアクセントとしても活用されます。

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誘引

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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したり、刈り込んでブッシュ状にも楽しめる。鉢でも庭でもOK。

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像6)

半つる性コンスタンススプライ

あとで後悔しないために大切なのは開花期

バラは西洋の花と思われがちですが、日本にもハマナスやノイバラやテリハノイバラなど自生しているバラがあります。こうした原種

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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をもとに、ヨーロッパでは多くの園芸品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が誕生しました。今も国内外で新しい品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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が毎年登場しているので、選ぶのも確かに大変です。

北半球に200ほども分布する「原種

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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」のバラは、ほとんど春に一度だけ咲いて、秋にはローズヒップという実をつけます。こうした咲き方を「一季咲き

一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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」と呼びます。19世紀後半には品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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改良によって、年に数回咲く「四季咲き

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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」のバラが登場。夏秋にもう一度咲く「繰り返し咲きのバラ」もあります。

植えてしまってから「一度しか咲かない~」とか「ローズヒップがならない」などと、がっかりしないように開花期はしっかり確認しておきましょう。バラの品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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名を書いたタグやカタログには必ず記載されています。

一季咲き

春に一度だけ咲く。秋にローズヒップがなる。

【ガーデニング】バラの基本。実は丈夫で、初心者でも育てやすい!(画像7)

原種ハマナスとローズヒップ

四季咲き

ある程度の気温で何度か繰り返し咲く。冬は咲かない。

繰り返し咲き

咲き終わった花がらを切ることで、夏や秋にまた咲く。

バラをどんなスタイルで楽しみたいか、年に何度も楽しみたいか決まったら、そのカテゴリーの品種

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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から好みの花色や花形を選ぶことで、自分の思い描いたようなバラが仕立てられます。

PICK UP 編集部ピックアップ

赤玉土とは、関東地方の火山灰土壌から採取される粒状の土で、園芸用の培養土として広く使用されます。通気性と保水性、排水性のバランスがよく、単独で使用することも他の土と混ぜて使用することもできます。粒の大きさにより小粒・中粒・大粒に分類され、植物の種類や用途に応じて選ぶことができます。

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接ぎ木とは、ふやしたい植物の一部を切り取り、他の植物に接ぎ合わせて新しい個体を作り出す繁殖方法です。​おもに果樹やバラなどで用いられます。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

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