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【2025最新 韓国旅行】ソウルのど真ん中! 広蔵市場でうまいものめぐり

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鈴木ちひろ

【2025最新 韓国旅行】ソウルのど真ん中! 広蔵市場でうまいものめぐり

韓国ではたい焼きではなくフナ焼き!

観光客が訪れる市場としてもっとも有名な、ソウルの中心にある広蔵市場。“うまいもの通り”と呼ばれる屋台や食堂が集まる一画をはじめ、最近ではおしゃれな雑貨やバッグ屋さんなども軒を連ねるようになりました。100年以上の歴史を誇り、韓国の伝統衣装・韓服をはじめ、寝具や古着、日用雑貨なども揃う巨大市場。韓国らしさも満点です。

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キンパッにピンデトッ。広蔵市場で食べたいもの

韓国人も大好きな市場。市場で何がしたいかと言ったら、やはり食べ歩きです。広蔵市場で特に有名なのが“麻薬キンパッ”と呼ばれる、たくあんとニンジン、ニラなどが入った小さなキンパッ。からし醤油に漬けて食べるとクセになる味わいなので、麻薬という名前がつきました。確かにおいしいのですが、私的にはこれで1パック4000Wはちょっとお高め。もっとディープな市場を楽しみたい方は、ぜひ“ヌードキンパッ”を調べてみてください。

こちらがヌードキンパッ。具を海苔で巻いたあと、その上にご飯とツナマヨをのせています。チャプチェ(韓国式の春雨)とオデンのセットで6000W!

場所は広蔵市場の「ノースフェイスマーケット 礼智洞店」のすぐ隣。薄暗い路地にあるので怪しげですが、韓国のグルメ王・ペク・ジョンウォン氏のテレビ番組でも紹介された人気店です。

大きなタルで豪快に混ぜているチャプチェ。やはり料理は体力のいる仕事ですね。

ヌードキンパッを後に広蔵市場の中心に向かって歩いていると、おもしろい風景に遭遇します。

おでんが“ぢ‐でん”に。真ん中のハイフンも謎です。そして“ラーメソ”“ビビソバ”。ビビソバに関してはそんな料理がありそうな気にもなります。

20年ほど前に旅行で来ていたときはまだ翻訳機も身近な存在でなかったためか、こんなおかしな日本語の看板が街中にあふれていました。それが、韓国の近代化が進むにつれて激減。久々に見て懐かしくなりました。
そして、広蔵市場でよく見かけるのが、お盆を頭の上に乗せて食事を届ける食堂のアジュンマ(おばさん)。市場で働く人が注文をすると、そのお店まで届けてくれます。

やはり飲食店で働くアジュンマたちは強いです。熱々のチゲを乗せて、颯爽と歩いて行きます。

うまいもん通りに着くと、そこは国内外から来たたくさんの観光客でにぎわっています。なかでも中心にあるのがピンデトッ屋さん。緑豆のチヂミを玉ねぎ醤油につけて食べるのですが、これが大人気! 韓国ではマッコリと一緒に食べるのがお決まりなので、お酒好きな方はぜひセットで頼んでみてください。

うまいもん通りは、歩くのもやっとなほどの人込み。ここを、台車を引くアジョッシ(おじさん)が「パンパーン、パンパーン」と自ら声を出して堂々と通過していく姿は圧巻でした。

たっぷりの油で揚げたピンデトッは出来立てが抜群においしいので、ぜひその場で食べてみて。5000W

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