シニア採用に積極的な企業も増加中!「60代から仕事を見つける」3つのコツ
人生100年時代、60代以降も元気に働くゆうゆう世代が増えています。「働いたことがないから……」という人も尻込みは無用! 「自分のできることから探せば、必ず仕事は見つかります」と言う佐藤宣子さんに、お話を伺いました。
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佐藤宣子さん キャリアコンサルタント
さとう・のりこ●1956年生まれ。
10年の専業主婦を経て、銀行や人材サービス企業などに勤務。現在はエイジレスにて、応募者の面接対策などを担当する。
習い事検索サービス「ストアカ」(https://www.street-academy.com)では、仕事の悩み相談ができるオンライン講座を開催しており、ゆうゆう世代の面接対策なども行っている。
「面白そう!」と思える仕事を探してトライを
いくつになっても自分らしく、マイペースで働く人が増えている。キャリアコンサルタントとして働く佐藤宣子さんも、その一人。
「再就職のための面接対策指導や、キャリアの方向性に悩む人にその人に合う仕事を探すお手伝いをしています。『アドバイスが役に立ちました。ありがとうございました』と言われるとうれしくて、仕事をしていてよかったと思いますね」
現在68歳の佐藤さんがキャリアコンサルタントの資格を取ったのは意外に遅く、57歳のときだった。
「寿退社したあと10年間は、専業主婦でした。子どもが小学生になった頃再び働き始め、スイミングスクールのコーチ、都市銀行のアシスタント、派遣のコーディネーターなどを経験。すべてが今の仕事に役立っています」
「面白そう!」と思ったら、「できない、無理」よりもやってみたい気持ちが勝って、新しい仕事に挑戦してきたという。「私と同じゆうゆう世代の皆さんには、働きたいと思ったら躊躇せずにトライしてほしいですね」と、背中を押す。
「仕事にはもちろん責任が伴いますが、必要以上に堅苦しく考えなくて大丈夫。自分が面白いと思える仕事を1日2時間とか週2日とか、できそうな働き方で始めてみましょう。シニアの採用に積極的な企業も増えています。一歩踏み出せば、世界が広がりますよ」