パリ在住歴29年【永末亜子さん】のキッチンはこんなに小さいのにおしゃれ! 狭さを感じさせない「2つの工夫」とは?
キッチンに「鏡」を貼るとわかる二つの効果
キッチンの壁にいくつかの鏡を貼っています。 鏡の反射効果で、小さなキッチンに奥行きと開放感が生まれるからです。
鏡はまわりに額などの装飾もないシンプルなものがベスト。壁がすっきり、空間に軽やかさも加わります。鏡への映り込みで、物が倍あるような錯覚を生み出してしまうので、キッチンをいつもすっきりと片付けておく心構えは必要です。
キッチンに鏡を貼る利点はもう一つ。それは料理をする自分がふと映ったときに、さりげなく表情をチェックできること。ボサボサ髪で眉をしかめて包丁を握っている自分が映っていたら「おっと、いけない」と自分を正すことができます。お気に入りのエプロンをつけて、料理をしている自分が映ったら「ボンジュール!」と微笑むことのできる人でありたいものです。
料理している最中に、急な来客をお迎えする時も、お客様がいるリビングにキッチンから向かう時も、慌てず「身だしなみ確認」ができる点も便利です。
※この記事は『パリのキッチン 食と暮らしのアイデア50 』(主婦と生活社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

パリのキッチン 食と暮らしのアイデア50
永末亜子/著・写真
1760円 主婦と生活社
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