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パリ在住歴29年【永末亜子さん】に聞いた! 適度にミニマムで、すっきり、くつろげる部屋のつくり方とは?

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永末亜子

サラダボウルやカラフは、使わないときは花と共に「見せる収納」に

収納場所に少しばかり困る大きな容器、サラダボウルやカラフ(水差し)、デカンタ(ワインを入れる食卓用のガラス容器)。ガラスやクリスタルでできているそれらは、清々しい透明感があり、光を反射して美しい輝きを放ちます。

そのまま窓辺などに飾っても素敵ですが(地震の多い日本では高い場所には置かないように気をつけて)、私は花瓶の代わりにも使います。

フランスの習慣で、食事に招待すると、招待客は家主の男性にはワインを、女主人には花を手土産に訪れます。

豪華なブーケをいただいたら、そのまま飾らずに、私はひと花ひと花の美しさや可愛さを生かせるよう小分けにします。

そして、ダイニング、キッチン、寝室、トイレやバスルームと、家中に少しずつ飾ります。そのために花瓶がたくさん必要なので、収納に困る大きなガラスの容器を使うのは、一石二鳥!

花が少なくなってきたら、ガラスのコップやシャンパングラスも活用します。最後の一輪まで、花々の美しさを大切に愛でましょう。

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大きなサラダボウルに、子どもが摘んできたたくさんの野の花をこうして浮かべたのが最初。

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カラフに生けて。花の美しさが一番映えるのは、透明な花瓶ではないかしら。

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義父から譲られた巨大なワイングラスに、手作りの紫陽花のドライフラワーを飾って。

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