91歳・元人気テレビリポーターの現在がすごい!ヴィジュアル系ロックバンドを追っかけ、毎週ライブハウスへ。
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ゆうゆう編集部
世間体とか気にせず、 自由に生きられるのが90代
こうして数多くのバンドメンバーとの交流を深めた東海林さんは、いつしか「ロッキンママ」(ロックの母)と呼ばれるほどに。今の“推し”は、「アリス九號.(ナイン)のヒロトくん」と声を弾ませる。
「ギタリストで、演奏スタイルも力強くてかっこいいの。優しい子で、私の米寿のお祝いの会には花束を持ってかけつけてくれました。LINEを交換して、『I love you』と送信したら、『I love you too』と返信が(笑)。息子より若いヒロトくんに、うっとりできるって幸せなこと」
90歳の誕生日祝いには、「ヒロトくんにバックハグをしてもらいました」と笑みを浮かべたあと、こう続けた。
「90の大台に乗ったら、なんか気持ちが自由になったんです。もう世間体や、こんなことをしたら恥ずかしいとか考えなくていい、と思ったんです。ライブに行って、足元がヨタヨタしたら、若い友人の腕につかまればいいし。やりたいことをセーブせず、何でもやっちゃおう、と気が大きくなりました」
▼後編に続きます▼
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撮影/山田崇博 取材・文/村瀬素子
※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
