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【快眠コンシェルジュの寝室】カーテンの色は?室温は?寝具は?「これが快眠のための適正環境です」

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ゆうゆう編集部

自分を寝かせるための準備が、よい睡眠のカギ

でも、寝室の環境を整えても「自分を寝かせるための準備がなければダメ」とヨシダさん。

「子どもに『9時だから寝なさい』と頭ごなしに言っても寝ませんよね。大人も子どもも、自分を寝かせるための準備が必要です。私は23時頃に寝るのですが、準備を始めるのは20時頃から。部屋の灯りを2つの間接照明に切り替えます。暗い部屋にぽーっと灯りがついているイメージです。寝る1時間半~2時間前に入浴タイムを。38~40度の湯船に15分ほどゆっくりと。洗面台の電気だけをつけてお風呂に入ると、ガラス越しのやさしい光でとてもリラックスできます。寝る前には軽くストレッチ。そして必ずパジャマに着替えます。パジャマは寝るためのユニホーム。着替えることで、寝るぞという意識に変わって眠りの準備が整います」

起きてから寝るまでの快眠ルーティンが、ヨシダさんの眠りを支えている。

「年とともに、睡眠の時間や質はどんどん変わっていきます。でも、この快眠のための習慣を続けていくことで、ライフステージに合った睡眠を得ることができる。そして睡眠をおろそかにしなければ、心と体の健康を維持することもできるのです。そんな睡眠のすばらしさを、これからも多くの方に伝えていきたいと思っています」

ヨシダさんおすすめの快眠グッズ

好きな香りを枕元に

その日の気分によって、心地よいと感じるエッセンシャルオイルを。「オイルをティッシュに数滴たらして枕元に置くだけで、よい香りに包まれて眠れます」

デジタル耳栓で雑音をカット

人間の脳は音に反応しやすいそう。そこで「集中して寝たいときには、フィンランド製のデジタル耳栓をすると朝までぐっすり」。

マッサージグッズで足をゴロゴロ

「夜寝る前にはマッサージグッズを使って土踏まずとふくらはぎを刺激します」。水分の代謝を促して夜中のトイレ予防に。

出張にはアイピローを持参

「出張時にはアイピローを持参。移動中の機内や気分を変えたいときにも便利。温熱タイプやよい香りのものなどを多数そろえて、使い分けています」

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撮影/土屋哲朗 取材・文/山本美和

※この記事は「ゆうゆう」2025年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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